中国の通販 DHGate で失敗したこと

自社製品で Raspberry Pi B+ と Pi 2を使用しているが、ここしばらく世界的に在庫がないようで、仕入先のRSコンポーネンツも当分入荷しないため、世界中の通販業者を探しまわって部材を確保している。

今回は Pi 2 が必要であったため、探しまわった末に DHGate で10枚発注してみた。 ここは、Amazonのマーケットプレイスや楽天のように、自社で在庫を持って販売しているのではなく、雑多な小売業者が加盟して販売しているサイトで、かつPayPalの支払いがつかえずクレジットカード番号をそのまま入力しなくてはならないため、できれば使いたくない業者だったのだが、過去に4度利用したことがあり、その際は問題なかったので今回も、と期待して注文したのだが、結果は残念なことになってしまった。

小売店の名前は businesshome, 発注は7月20日で、発送の連絡が来たのは一週間後の7月27日だった。 当初から、Pi 2 を注文しているのに、メッセージが来て”新型のPi 3 があるが代わりにこれでどうか”という内容だったので、”Pi 2 が必要なので在庫がないならキャンセルする”と連絡したところ、”心配ない。Pi 2 もある”ということで、発送を待つことにした。

27日にはトラッキングナンバーが知らされたので、早速調べてみたのだが、DHLでの発送のために送料15.38USDを余分に支払ったにもかかわらず、YANWENという中国の宅配業者のようなところのトラッキングナンバー YC928482165YW だった。 17track で検索してみると、8月2日以降はずっと Japan arrive at Japan Airport のまま、それ以降のトラッキングが出来ない。 もともとこの業者は日本側でのトラッキングが出来ないようなので、仕方なくそのまま数日待つことにした。

17track

8日まで待っても荷物は届かず、DHGateのロジスティクスチームにどうすればよいか訪ねてみたところ、日本の郵便局に問い合わせをすること、販売者に直接問い合わせることを指示された。 日本郵便は予想通り、この番号は登録されておらず不明との回答で、以降販売者とのやり取りとなった。

私「荷物が届いていない。 YANWENのトラッキングナンバーによると8月2日に日本の空港に届いているらしいが、私はDHLの料金を支払ったのだから、荷物が現在どこにあるか正確に教えてほしい。」

業者「調べて返事をする」

翌日

私「いつまでかかるのか、今日中に返信してくれ」

業者「すみません、荷物は紛失したようだ。 代わりのものを送るが、2016年型のPi3しかない。」

私「いらん。以前言った通り、Pi 2 が必要だ。 DHGateに返金をリクエストする。」

業者「それは悲しい。 DHGateに出した紛争を取り下げるか、返金要求の理由を”荷物は無事届いたが返金が必要”に変更してくれるか。(私は”荷物が届かない”を理由に返金リクエストを出している)」

私「こっちが悲しいぞ。 こちらはお金を払ったあと長時間まった挙句、荷物がなくなったんだ。 しかもDHLで発送するように料金も払ったんだ。 そっちがDHLで発送しているならばDHLがなくしたなら弁済してもらえばいいじゃないか。 で、なんで返金理由を変更しなければならないのか。 もし”荷物は無事ついた”に変更したら、それを理由に返金を拒むのではないのか。 理由は変更しないし紛争も取り下げないから返金しなさい。」

業者「ただ返金理由を変更してほしいだけだ。 返金はする。」

私「なんで信じられると思うのか。 DHLで出さなかったじゃないか。 私はウソをつきたくないので返金理由は変更しない。 返金に合意してくれ。」

業者「それは残念。 理由さえ変更すれば返金する。」

私「以前に言った通り、理由は変更しない。 しかたないのでDHGateに介入してもらう。」

ということで、紛争を申し立てた日から10日経過すると、DHGateが業者と購入者の間に入り、仲介をすることが出来るのでそれを待つことにした。 事前にDHGateのカスタマーサポートとチャットで話をしたところ、各種証拠を提出すれば業者は返金に合意せざるを得ないだろうとのこと、ただ”荷物が届いていない証拠ってなに?”と聞いてみたところ、トラッキングの記録を見せればOKとのことだったので、とりあえず画像に保存している。

しかし、今になってトラッキングの記録を見ると、25日に荷物が発送されたことになっているが、業者が発送したというのは28日なのだ。 推測だが、Pi 2 の在庫が最初から無かったのに、無理して注文を受けたため、ほかの人に発送した荷物のトラッキングナンバーを連絡してごまかそうとしていたのではないか、と思う。

世界各国からいろいろな部品を購入しているが、中国の業者も含めほとんどは誠実に商売をしているのだが、今回の businesshome のような不誠実な業者が少なからずいることを忘れないようにしなくてはならないと改めて思った。


LANケーブルで音が変わるのか

このところアナログレコードが復権してきているという話を良く聞く。 しかし同時にハイレゾなデジタル・オーディオも普及しつつある。

自分は面倒なのは嫌いなので、30年前に買ったちょっと高価なターンテーブルも、数年後に安価になったCDプレーヤーに置き換わり、その後はmp3など音質は悪いが扱いが簡単なものへと移り、今はもっぱらラジオだ。

で、冒頭のアナログレコード復権だが、暖かい音がするとか、柔らかい音だとかいうことだが、これは確かにそうだと自分でも思う。 でも、一部オーディオマニアの方々が言っている、LANケーブルを変えると音が変わる(暖かい音になる?)とか、USBケーブルを変えると云々というのは納得が行かないのだ。

いずれもケーブルに乗るノイズが悪さをしているのでは、というのだが、それならジャージャーとかパチパチというノイズが聞こえていたのが静になるということではないのだろうか。 元々デジタルデータが通っているだけなので、ノイズが乗ってもデータにエラーが発生しないのであれば再生される波形には変わりがないはずであり、それが変わるのであれば、オーディオ回路まで回りこむノイズによるジャージャーパチパチだと思うのだ。 それがなくなると音が暖かくなるのだろうか。

自分自身の言っていることも根拠がないのが恥ずかしいのだが、長く続く論争に、どうしてデータで決着をつけないのか不思議に思っている。

たとえば、PC用のオーディオデバイスでも、24ビット192KHzで録音できるデバイスがあるのだから、それに適当なコンデンサマイクをつないで、LANケーブルを変える前と変えたあとの両方をWAVEファイルとして録音すれば、あとはその二つのファイルのデータを逐一比較すれば(演算で差分を取り出せば)本当に音が変わったのかどうかがわかるはずである。 また、どの部分が変わったら音が暖かく聞こえるのかも明らかになるのではないだろうか。

再生側も録音側も、クロック周波数が微妙に変動していれば波形がずれるではないか、と思うかもしれないが、そうであればそれぞれ100回ずつ再生してそれぞれを平均したあとで比較すればいいように思う。 そんなに難しいことではないと思うのだが...


フィリピンでの通信販売

日本にいると、Amzonのような大手から小さなPCショップ、鮮魚のお店まで通信販売で買い物が出来、ほとんどは翌日には届くのですごく便利だ。

でも、ここフィリピンではそうはいかない。 胡散臭い業者(住所の表示がないような)、ショッピングセンターで買うより値段が何割も高い業者などが多数あり、決済も携帯電話の電子マネーや銀行振込の先払いなど、使い勝手も悪いのだが、ようやく少し改善の兆しが見えてきているようだ。

今日はネットワークのハブ(100Mbpsの8ポート)を下記で注文した。

LAZADA

送料込みで499ペソ、約1100円なのでまあまあ安い(同じものがPCショップによっては370ペソで販売されている)。 でも車で買いに行くことを考えると、駐車料金が50ペソ、ガソリン2リッターで80ペソだとすると同じ値段になる。

注:LAZADAは自社販売分以外に、Amazonのように登録業者が販売しているものがあり、通常価格をウソの高値に設定したうえで80%Offなどとインチキな価格設定をしている場合もあるので、悪徳業者に注意が必要だ。

フィリピンで通販を利用する場合、支払い方法がPayPalか配達時の支払い(Cash on delivery)に対応していることが重要だ。 お金を払ったのに商品が来なかったり、クレジットカードで決済してカード情報を胡散臭い業者に渡すのは避けなければならない。

その他、これまでに利用したことがある業者はこちらである。

iTruemart 品数は少ないが、配送時の現金払いに対応している。 スマホ、電子レンジ、電気釜を購入したが、いずれもショッピングセンターで買うよりも安かったので利用した。

Circuitrocks ラズベリーパイやArduinoなどの基板、モジュールなどが通販で購入できる。 PayPalで支払いの翌日に配送された。

通販業者ではないが、電子部品や電線、ハンダ吸い取り線など工作に必要なものは Deeco に行って買っているが、見つからないものは高いし遅いのが問題だが品数は多いRSコンポーネントでオーダーしている。

 

 

 

 


Suptronics x400

先日の記事「楽しいラジオの製作」の最後の部分に書いたが、注文していたラズベリーパイ用のI2Cオーディオ拡張カード Suptronics x400 が到着した。

Suptronicsのホームページには会社の所在地が書かれていないが、電話番号の国番号が86なので中国だと思われる。 今回注文したのは 中国の通販サイト GEARBEST だが、発送はなぜかハンガリーのブダペストで、到着まで3週間かかった。 以前にもこの業者は納期が異常に長かったことがあったので、注文の際はご注意されたい。(PayPalで支払いをすれば、まあ安全です)

さて、届いた品物は早速 Raspberry Pi 2 に取り付け、ホームラジオのイメージを書き込んだSDカードを挿しこんで起動してみた。

 

raspi2_x400

電源は6~24V DCで、ジャックの外径がΦ5.5、内径がΦ2.5であり、推奨は18V~22Vとのことだったので、古いノートパソコンのACアダプタ(19V)がぴったりだった。 なお、Raspberry pi には拡張カードからGPIOピンを通じて5Vが供給されるので、マイクロUSB端子に5VのACアダプタを接続する必要はない。(焼損の危険があるので接続してはいけない。)

ホームラジオのイメージはRaspbian Wheezy だが、Kernel Versionが4.1にアップデート済であったので、こちらのページの解説通りの設定ですぐに使用できるようになった。

音質についてはまだ十分確認していないのでコメントは控えるが、スペック的には素晴らしいので期待は大きい。

  • フルHDオーディオ 24bit/192KHz
  • SNR 112dB, THD 0.0019%
  • Audiophile TI Burr Brown 32-bit/384kHz DAC (TI PCM5122)
  • I2Cオーディオ
  • ヘッドフォンアンプ部 (TI TPA6133A)
  • 20w x 2 (4Ω) デジタルアンプ(TO TPA3118D2)

GEARBESTでの購入価格は24.02USドルで送料込み(自分は追跡番号がないと安心できないので、オプションで追跡番号(0.19USドル)を追加したが、合計で2600円くらいでこのスペックのボードが手に入るのは正直すごいと思う。

いずれホームラジオの完成品として、このボードを追加した高級バージョンを検討したいと考えているが、美しいオーディオアンプ用ケースと加工費用だけで1万円近くになってしまうので、部材原価2万円では販売は難しそうで、当面は個人的に楽しみたい。

Suptronics x400は以下から入手できます

GEARBEST

Banggood

追記:その後、アンプケースに入れて個人的に高級バージョンを完成させて楽しんでいます。 詳細はこちらを御覧ください。


ラズベリーパイ起動時のIPアドレス読み上げ

ラズベリーパイ本体のサイズが小さいことを活かしてなにかをつくろうとしたとき、いちいちキーボードやディスプレイを接続する必要があるのでは意味がない。 でも、そのアプリケーションがいろいろな設定や操作が必要なものであるとき、簡単な方法としては市販のルータなどと同じくLAN内のパソコンやスマホのブラウザで設定画面を開けるようにするのが便利である。

しかし、ルータであれば初期状態でIPアドレスが固定されていて、たとえばバッファローのルータであれば、ルータのLAN側に接続したパソコンのブラウザで http://192.168.11.1 にて設定画面を開くことができるが、ラズベリーパイの場合は、起動するたびにルータからDHCPでIPアドレスを自動取得するため、現在のIPアドレスが何かを確認するには、ルータのステータス画面内からラズベリーパイらしきもののIPアドレスを見つけ出すか、LAN内を探索するソフトなどを使って検索する必要があった。 でも、そんな面倒くさいことが必要では、広く一般に使ってもらえる製品にはならないと思う。

というわけで本日は、起動のたびにIPアドレスを自動で読み上げる方法をご紹介する。 動作は、ラズベリーパイ起動時に、DHCPで取得したIPアドレスを音声で読み上げるだけだが、イヤフォン端子にヘッドフォンやスピーカーをつないで起動すればIPアドレスがわかるので便利だ。 音声はもともと録音したものを用意し、数字にあわせてファイルを再生する方法にしている。(当初は音声合成でやってみたが、負荷が高いときには音声がとぎれとぎれになったので録音音声を使うようにした)

  1. ラズベリーパイにSSHでログインする。

tera01

2. ディレクトリを /etc に移動する

cd /etc

3. IPアドレス読み上げ音声をダウンロードする

sudo wget http://www.starstonesoft.com/temp/voice.zip

4. ZIPファイルを解凍する

sudo unzip voice.zip

5. IPアドレス読み上げ用のスクリプトを作成する

sudo nano /etc/init.d/sayIP

Enterを押すとエディタ画面になるので、下記スクリプトをコピーしてからエディタ画面に貼り付ける

貼り付けたら CTRL+x キーを押し、yキー、Enterキーを押すと保存される。

6. 保存したスクリプトの実行権限を与える

sudo chmod 755 /etc/init.d/sayIP

7. 起動時に自動実行するように設定する

sudo update-rc.d sayIP defaults

8. 再起動してみる

sudo reboot

これでIPアドレスの音声が聞こえれば完成です。 自動実行をやめるには

sudo update-rc.d sayIP remove

を実行してください。

 

 


ラズベリーパイ 役に立たないもの

折角買ったのに役に立たなかったのはこちらである。

raspi_lcd

3.2 Inch TFT LCD Display Module Touch Screen For Raspberry Pi B+ B A+

banggood.com という、中国の通販サイトで購入。現在の価格は送料込みで1,275円と格安である。

で、何が駄目だったかというと、画面が小さすぎて(320x240)、なにを表示してもほんの一部分しか見えない、タッチパネルは付属のペンでグイグイ突いてやらないと反応しないし、文字を一行入力するのにも何度も入力ミスしてやり直す必要があるなど。

ただ、秋月電子のI2C接続キャラクタ液晶(16x2行)よりも5円安くてカラー、しかも送料がかからないことを考えると格安には違いない。 監視カメラの映像表示など、タッチ操作がほぼ不要な目的であればなにかに活かせるかもしれない。


ラズベリーパイ はじめの一歩

自分がはじめてラズベリーパイ(B)を購入したのは2013年の夏だったと思う。

35年前、シャープのポケコンPC1500で付属マニュアルを見ながらプログラム作りを覚え、その後PC98でN88BASICとマシン語、Windowsが発売されてからはWindowsばかりだった自分は、ラズベリーパイが初めてのLinuxとの出会いだった。

当初、どうやって使ったらいいのか全くわからず、インターネット上の情報を見てもどれも基本がわかった人向けのものばかりのようで、一番最初に躓いたのは、ファイルのフォルダ構造がどうなっているかわからないことだった。

OSのSDカードへの書き込み、ディスプレイとキーボードを接続しての起動は簡単だったが、その後は右も左もわからず苦労した。 /etc とか、 /var とか、そういうフォルダがどこにあるのかちっともわからず、Windows時代と同じく dir や cd .. で右往左往していたのだが、WinSCP を見つけてようやく生きた心地がした。 見慣れたWindowsのエクスプローラ風にフォルダやファイルが一覧でき、ファイルの編集もパーミッションの変更も簡単にできて大変便利。 いちいち nano /etc/なんとかなんとか とか入力したうえに、上下矢印キーで移動して編集しなくても、メモ帳風のエディタでどこでも編集でき、chmod 755 なんとかなんとか、も長い名前のフォルダ名をいちいち入力しなくても、対象ファイルを右クリックからプロパティを開いてR W Xにチェックを入れるだけなのだ。

winscp

左側はWindowsのフォルダ、右側がラズベリーパイのフォルダで、ファイルのコピーも楽々である。

現在はディスプレイ、キーボード、マウスは接続せずにもっぱらWinSCPとTeraTermを両方起動して作業している。

私と同じところで挫けた人、ラズベリーパイは面倒くさいと思う人でWinSCPをまだお使いでなければぜひ使ってみてください。


自分ちでカラオケ

自分で作ったソフトウエアのうち、気に入って使い続けているものの一つが JoySoundCafe_Player です。

カラオケのソフトなのだが、フィリピン在住の自分にとって、自宅で日本のカラオケを楽しむにはいろいろ障害があった。 まずは日本のインターネットカラオケサービスが国内からの利用しか出来ないようになっていることだが、これは日本の実家にVPNサーバーを置いて、フィリピンからVPN接続することにより解決できた。(こうすることでフィリピンからのアクセスも日本を中継するので、業者には日本国内からのアクセスに見える)

次に問題となったのは通信速度と音質の兼ね合いだった。 こちらのADSL接続は速度が極端に遅くなることが頻繁で、データ量がもともと少ないMIDIのカラオケを試したのだが、チープで電子的な音質と、曲の内容と無関係の背景映像がどうにも我慢できず、インターネットの速度が遅いときはとぎれとぎれになることも我慢しながらWindows Media形式の映像ファイルを配信している ジョイサウンドカフェ に入会した。 こちらは、特に古い楽曲では本物の演奏で、映像もその曲用に撮影されたストーリーのあるもので、懐かしい日本の風景や旅情が見ているだけでも楽しめるのだ。 しかし、残る問題は二つで、楽曲がとぎれとぎれになりやすい、音程の調整が出来ないという問題があった。

そこで作ったソフトが ジョイサウンドカフェプレーヤー である。

fullscr

Windowsの全画面表示状態のプレーヤーの上に、選曲用のリモコンウィンドウが透過表示されていて、演奏中でも次の曲の選曲が出来るようになっている。

通信速度が遅い場合の対応としては、楽曲を先にある程度(たとえば全体の20%)ダウンロードしてから再生を開始することにより、途中で演奏がとぎれとぎれになることを防いている。 また、音程を調整する機能を内蔵していて、音質を劣化させずに音程を上下することが可能だ。(WindowsのHDオーディオデバイスのプロパティでも音程調整が出来るものがあるが、音質が極端に悪化するので使用に耐えない。 本プレーヤーの機能であれば、音程調整機能つきのマイクミキサーのハードウエア製品に比べても遜色がない、あるいは更に高音質である)

その他、選曲の操作にスマホのブラウザがつかえたりして、自宅でホームパーティーをするときなどに活用している。

昭和の昔にカラオケスナックに通ったころのことを思い出しながら作ったソフトで、レーザーディスクカラオケ時代のムードを意識した、ハイテク製品です。

日本にお住まいの方も、海外生活をされている方も、ぜひ試してみていただきたいと思います。(シェアウエアですが無料で試用できます)

詳細は こちら のマニュアルをご参照ください。

 


楽しいラジオの製作

自社製品の宣伝ではありますが...きっと楽しめると思いますのでぜひお試しください。

子供の頃に、”子供の科学”や”ラジオの製作”という月刊誌の回路図を見ながら、ラジオを自作したことがあった。 大抵まともに音が出ないのだが、小さい音でも聞こえたときの喜びは格別だった。

今は海外生活のため、昔ながらのアナログラジオではNHKの短波放送しか聞こえないのだが、radiko、らじる★らじるのおかげでVPN接続した状態であれば世界中どこにいても日本のラジオが高音質で楽しめるようになった。

そこで製作したのが「ホームラジオ」で、私自身も毎日活用していてラジオを大いに楽しむことができている。 今日はこの「ホームラジオ」の作成方法を図解で解説する。 夏休みの工作にもお勧めです。

(完成品も販売していますので こちら を御覧ください)


必要なもの

parts

 

  1. ラズベリーパイ B+、Pi 2、Pi 3 のいずれか(Pi 3 なら本体だけで無線LANで接続できます。) Raspberry Pi 3 Model B (Element14)
  2. マイクロSDカード 8GB以上のもの (新しく買うのであれば、相性が良いSanDiskのSDSDQAB-008Gや016Gがお勧めです) SDSDQAB-016G
  3. ACアダプタとマイクロUSBケーブル ACアダプタは5V、1A以上のもの。スマホに付属しているACアダプタとマイクロUSBケーブルが余っていれば流用可能です。 ACアダプタを買う場合は、ノーブランドの中国製ではなく国内メーカーが販売しているものを買ってください。 以前、ノーブランド中国製のAppleコピー商品を使っていてケースがガバっとはずれて感電しそうになったことがありますし火災の危険もあります。 マイクロUSBケーブルを買う場合は100円ショップでなるべく太いのを買いましょう。楽天などで販売されているノーブランド品は中の線が細くて電圧が下がってしまい、正常に動作しないことがあります。 ACアダプタの代わりにモバイルバッテリーをつかえばポケットラジオ化出来ます。 (※ラズベリーパイ 3 は5V2.5AのACアダプタを推奨していますが、外付けのUSB機器を接続しない場合の動作時電流は最大でも0.7A前後ですので、1AのACアダプタでも動作可能です。 詳細は こちら をご参照ください。)
  4. ルータに接続されたLANケーブル。 無線LANで接続する場合でも、最初の設定に必要です。
  5. ヘッドフォン、あるいはアンプつきスピーカーや、高級アンプと高級スピーカーなど。3.5mmのステレオプラグで接続できるオーディオ機器。

SDカードの書き込み

まずマイクロSDカードにホームラジオのイメージファイルを書き込みます。 ファイルは下のリンクからダウンロードし、適当な場所に保存してください。 シェアウエア製品ですが、電源を入れてから8時間は制限なくお試しいただけます。 継続して試用する場合は一度電源を抜いてから入れなせば復活します。

ホームラジオのイメージファイルダウンロード

  1. ダウンロードしたファイルを解凍してください。 フリーソフトの解凍ツールでは、中身がなにもないように見えることがありますので、Windowsの機能で解凍することをお薦めします。unzipfile
  2. 書き込みツール win32diskimager をダウンロードしてインストールしてください。 diskimager01
  3. 新しいマイクロSDカードをパソコンのカードリーダに挿しこみます。 カードリーダがついていない場合は100円ショップでカードリーダを買ってきてください。
  4. win32diskimagerを起動し、Image File欄には先ほど解凍したファイル、DeviceにはマイクロSDカードのドライブレターを選択し、Writeのボタンを押して書き込みが完了するのを待ちます。 Device欄に間違ったドライブレターを指定したままWriteボタンを押してしまうと、そのドライブのファイルがすべて消えてしまいますので、外付けのUSBハードディスクなどをお使いの場合は十分注意してください。 write

組み立て

マイクロSDカードをラズベリーパイに挿しこみ、ルータにつながったLANケーブル、ヘッドフォン(またはアンプつきスピーカー)を接続してから、ACアダプタを接続します。

connect

電源が入ると、約30秒ほどでIPアドレスを知らせる音声が3回繰り返し流れます。 そのIPアドレスをメモしてください。(例:IPアドレスは 192.168.11.46、IPアドレスは...)


ラジオを聴く

完成したホームラジオと同じLAN内に接続されているパソコンやスマホのブラウザを起動し、メモしたIPアドレスを開きます。(例: http://192.168.11.46 )

ユーザー名、パスワードを要求する認証画面が出ますので、ユーザー名 radio、パスワード home と入力してページを開きます。

最初に”ライブ”のページが開きますので、放送局名のアイコンをクリックすればすぐにラジオを聴くことができます。

hrpc01novpn

※海外にお住まいの方は、”ライブ”のページ上に”エリア外”の表示が出ます。 その場合は”システム設定”ページ内のVPN接続の設定で、日本国内のVPNサーバー(PPTP)を指定することによりラジオが聴けるようになります。

hrpc04

 


無線LANで接続する

ラズベリーパイ 3 を使っている場合、あるいは B+, パイ2を使っている場合でもUSB接続の無線LANアダプタを購入してUSBコネクタに挿し込めば無線LANでの接続が可能になります。 システム設定ページを開き、無線LAN設定部分のSSID欄からご自宅の親機を選択し、暗号化キーを入力してApplyボタンを押します。

hrpc02

接続に成功するまでしばらくお待ち下さい。

hrpc03

接続に成功したら、LANケーブルを抜いてからACアダプタを一度抜き、入れなおしてください。 ヘッドフォンから新しいIPアドレスが流れますので、そのIPアドレスを改めてメモします。 以降はその新しいIPアドレスをブラウザに入力してページを開いてください。

※ラズベリーパイ B+, 2でUSB接続の無線LANアダプタを使用する場合は、下記二点の製品が動作確認できていますのでお薦めします。
BUFFALO WLI-UC-GNME

海外にお住まいの方は、Tenda W311MI が入手可能かと思います。


録音する

タイマー録音をするには、”番組表”ページを開き、予約したい番組の横にある予約ボタンをクリックします。 あるいは、”自動予約キーワード登録”をクリックして、繰り返し録音したい番組名を含むキーワードを登録することも出来ます。

hrpc06

予約キーワード登録画面では、キーワードに *** と入力すると、すべての番組を録音させることが可能です。

hrpc07


録音した番組を聴く

録音した番組は、”録音ファイル”ページにリストアップされていますので、番組名左側の再生ボタンをクリックして再生することが出来ます。 また、番組名部分はファイルへのリンクになっていますのでそこをクリックすればパソコンやスマホにダウンロードすることも可能です。

hrpc09


DLNAレンダラー/AirPlay機能でオーディオスピーカーとして使う

ホームラジオにはDLNAレンダラー機能、AirPlay機能がインストールされていますので、ラジオを楽しむだけでなく、パソコンやスマホに入っている音楽をホームラジオに接続したスピーカーから再生することが出来ます。

  1. AndroidスマホにインストールしたBubbleUPnPで音楽を再生する例

アプリを起動し、メニューから Renderer をタップします

Screenshot_2016-07-23-13-50-44

レンダラーの選択画面で、homeradioをタップします

Screenshot_2016-07-23-13-50-54

楽曲を再生すると、ホームラジオに接続したヘッドフォン、スピーカーから音楽が流れます

Screenshot_2016-07-23-13-52-29

2. iTunesの楽曲をAirPlayで再生する例

iTunesを起動し、再生デバイス選択アイコンをクリックして Homeradio を選択します

itunes


上記で紹介した以外にもいろいろな設定が出来ますので、詳しくはこちらのマニュアルをお読みください。

さらに高音質を楽しみたい方は、USBオーディオデバイスを接続すれば自動的にそちらから音が出るようになりますのでお試しください。 秋月電子のUSB DACや、一般的なUSBオーディオデバイスで動作確認しております。

将来的にはハイレゾDAC、高音質デジタルアンプなどを統合した基板の追加も出来るようにしようとサンプル取り寄せ中です。

suptronics_x400

本記事にご質問がある場合は、contact@starstonesoft.com までお問い合わせください。


三つ子のバナナ

banana

フィリピンのマーケットで売られていたバナナ。日本に輸出しているのとは違って見た目は美しくないが甘くて美味しいです。 双子は時々見かけるが三つ子は初めて見た。 三本分が一枚のつながった皮で包まれていて、皮をむくと三本のバナナが一部くっついている。

バナナを買ったマーケットはこちら。

このマーケットは大規模で、午後に行くと1mくらいのキハダマグロを切り売りしているので美味しい刺身をたくさん食べたいときにお勧めです。1kgで320ペソ~360ペソほど(700円前後)。 魚屋さんのまな板が汚そうなので切り身で買って自分で皮と骨をとって刺し身をつくったほうが良さそうです。