OBDアナライザをバージョンアップしました

ELM327を使用したスキャナで車のECUと通信を行い、DTCコードの読み出しやエンジンチェックランプの消灯、各センサのライブデータの表示と保存ができるシェアウエアの OBDアナライザ をバージョンアップしました。

先日、OBDアナライザを試用していただいている方からご連絡があり、1996年製で、OBDのプロトコルがSAE J1850VPWの車両で、OBDアナライザとスキャナ間の通信は成功しているが、車両のECUからのデータ受信に失敗するとのことでしたので、ELM327の仕様書を再度読み直したところ、AT SP x というコマンドでプロトコルの設定ができるようになっていることがわかりました。

0 – Automatic
1 – SAE J1850 PWM
2 – SAE J1850 VPW
3 – ISO 9141-2
4 – ISO 14230-4 KWP
以下、5~9,A,B,Cまで省略

これまで、起動時は常にプロトコル自動判定で動作するものと思い込み、OBDアナライザのソフト側では起動時にELM327の初期化を行っていませんでしたが、仕様書を読むと、0以外の選択肢を一度選択すると(AT SP 1などを送信すると)、その値がEEPROMに書き込まれ、以降はそのプロトコル固定で起動するようになるようで、その状態になっていると車種が変わったときに動作しないことが考えられます。

そこで今回のバージョンアップでは、通信開始時に AT SP 0を送信し、ELM327をECUのプロトコル自動判定モードに設定できるオプションを追加しました。 オプションはデフォルトでオンになっていますので、これまでより幅広い車種で動作するようになっているかと思います。

自分の車の話ですが、1999年のボルボS70で、走行距離は178400kmの老体です。 気に入ってまして、故障しても出来るだけ自分で修理しながら乗っています。

普段使っているのはこちらのハンディスキャナ

Exif_JPEG_420

ライブデータを見ているところ(カメラのピントがあってません)

Exif_JPEG_420

外出中にエンジンチェックランプが点灯してしまった場合は常備しているハンディスキャナでDTCを読み出して緊急性が高いかどうか判断しているが、画像のようにライブデータは合計で5行しか同時に表示できないのでどのような状況でエラーになっているのかが判断しづらい。

そういうときに、OBDアナライザでデータのログを取るとあとからEXCELなどの表計算ソフトにデータを読み込むこともできるので、時系列での変化がわかりやすいのです。

EXCELでグラフ化PlotSample

古い車を大切に乗っている方、ぜひお試しください


starstonesoft

投稿者: starstonesoft

1995年からフィリピン在住。 海外生活に役立つことなどを紹介していきたいです。