猫の幽霊

うちにはもともと♀の猫が一匹いたのだが、どんどん増えて今は20匹くらいが家の中で暮らしている。

そのなかの♂の黒猫だったブラッキーは今年6月13日に病気であの世へと旅立った(と思ったのだが実は違った)。

参考画像 ブラッキーの息子のクロ(寝ているところ)

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ブラッキーは若かったころは気が強くて、うちの中で別の♂猫と大喧嘩をして、尻のあたりを噛まれて穴が二つになったようになってしまい、じっと痛みに耐えていたのを見かねて寝室にいれてやったのだが、それからずっと数年間、寝室から出ることなく猫人生を終える日まで私と生活を共にした特別に大事な存在だった。

で、死んだ翌朝、うちの小さな花壇に埋めたあと、元気だったころの写真を印刷して写真立てにいれ、夕食のときはその写真を見ながらお酒を飲んでいたのだが、そのときにふとスマホで撮った写真には大きな白いモヤモヤがうつっていたのだ。 部屋の中の別の場所で撮った写真には、モヤが縦の棒状になって、その先がクネっと曲がっている形状に変化していた。

スマホのカメラ設定は9連写になっていたのだが、モヤは微妙に移動しているようで、写真を見てすぐに”ブラッキーだ!”と思って部屋のあちこちを撮ってみたら、薄いモヤが移動していく様子が写っていた。

その翌日、晩御飯のチキンカツを作っていたときのこと、これまで一度しか(火事になりかかったとき)鳴ったことがない煙感知式の火災報知器が”ピーピーピー”と数秒間鳴った。 以降、ブラッキーが好きそうなものを作っていると火災報知器が鳴ることが度々あり、また夜だれもいないキッチンでも数秒間鳴るような状況が続いていた。

そして今回、9月12日に日本に帰省するときに、空中のどこかでウロウロしているブラッキーに向かって”一緒にいくかー”と声をかけて出発したのだが、日本に帰って実家で数日過ごしたとき、枕に猫の爪で引っ掻いたような三本の破れ目が出来ていることに気づき、一緒についてきたんだと確信した。

そして9月26日、フィリピンへ戻るため実家を出るときに”帰るからついてこいよー”と声をかけて家を出たのだが、マニラの空港についてからここフィリピンの家に電話を入れたところ、電話口の向こうから火災報知器が鳴っている音が聞こえ、事情を聞いてみると10分くらい前から鳴り出したとのこと、それまで私がいなかった2週間は一度も鳴らなかったのに空港についた時刻に鳴り出したらしいのだ。 空港から家までレンタカーで約2時間、家についてもまだ鳴りっぱなしだったのでとりあえず電池を外したのだが、その翌日も電池を入れると鳴り出してしまうようになったのだ。(ブラッキーが壊した?)

さらに26日は家に帰ってエアコンを入れたら、ブブブブーという音がしたあとポンッという音と焦げ臭い臭いがしてモーターが故障してしまい、買い換える羽目になったのだが、これはブラッキーかどうかはわからないのだが、とりあえず”コラーー、なんでも壊すのはやめろよー”と抗議しておいたが、元が猫なので言うことを聞いてくれるかどうか...

知らない人の幽霊が出たら怖いが、ブラッキーのお化けはちっとも怖くなくて、近くでウロウロしているのが感じられて嬉しいものだ。

 


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投稿者: starstonesoft

1995年からフィリピン在住。 海外生活に役立つことなどを紹介していきたいです。

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