危ないフィリピンのガス器具

フィリピンでは風呂やシャワーの温水は電気湯沸し器なので、ガスは調理にしか使わない。 そのガスはプロパンガスで、近所のガソリンスタンドで買うか電話して配達してもらうのだが、タンクは屋内のガスコンロの横に置いてそこからゴム管でガスコンロに接続して使うのが普通だ。

したがって、ガスタンクが屋外にある日本と違い、ガス漏れには余計注意が必要なのだが、さらに悪いことにガス器具の品質がよくないので自分の命は自分で守る気持ちで注意しなくてはならない。

先日、ガスタンクの不良によるガス漏れを経験したが、同じ原因で2回めのガス漏れ経験だった。

ガスタンクはPetronのGasul 11kg入で、タンクの上部に画像のバルブが付いている。

valve

バルブは外側にゴムのパッキンがあり、真ん中の穴に棒を突っ込んで押すとガスがシューッと噴き出る仕組みになっている。 横に半分写っているのがレギュレータで、これを上からかぶせて、元栓を開くとピンが下がってきてバルブの穴の中のボールだかピンだかを押し下げてガスが噴出し、その圧力で黒いゴムパッキンが押されて広がって密着する、という仕組みなのだ。

ところがPetronのガスタンクは品質が悪くて、レギュレータの元栓を閉めてバルブ内のピンが上がった状態になってもガスが止まらずに少しずつ漏れてくるものが時々あるのだ。

そうなると、レギュレータの元栓部分が圧力に負けて持ち上がってしまい、だんだん部屋がガス臭くなってくるのである。(赤い部分が斜めに浮き上がっていたらガス漏れ)

regurator

先日もガス臭くてこの現象を見つけ、ガス屋に電話して交換用のものを持ってくるように頼み、到着までの間はタンクを屋外に出してバルブの頭を指で抑えて1時間くらい待っていた。

で、ガス屋のお兄さんが単車でやってきて、地面に落ちていたバーベキューの竹串でバルブの穴を10回くらいつついた所ガス漏れは止まったのだが、ドヤ顔で帰ろうとするので、”このタンクは不良だからいつまた漏れるかわからないから交換してくれ”と交渉したのだが、新品の11kg分の料金を払えという。 ならばこの不良タンクに残っているガスは自分が使うので、ガスだけ別のタンクに入れ替えろ、出来ないなら残ったガスを買い取れと交渉したところ、店主に電話して相談し、半額で新品のガスに交換してもらうことが出来た。

この事例でわかると思うが、フィリピンでは不良のタンクが爆発してえらいことになっても販売店は責任があるとは思っていないので、自分の安全のためには自分で考えて行動することが必要なのである。

こちらは昨日発見したガスコンロの故障。

burner

鋳物のガスバーナーの下の部分にヒビが入ったようで、変な所からガスが出て燃えている。 ボロボロに見えるがまだ買って2年もたっていない... ガスコンロを乗せる台の幅が決まっているのでいつも同じコンロを買うのだが、今回で4台目である。

すぐダメになるASAHIのガスコンロ 約2千円(安いから仕方ない?)

 


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投稿者: starstonesoft

1995年からフィリピン在住。 海外生活に役立つことなどを紹介していきたいです。

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