バンブーサラセット買いました

猫は自分が気持ちいい素材で爪とぎをする。

うちには猫がたくさんいるのだが、革と布は爪とぎのお気に入りの場所で、以前使っていた革のソファーをボロボロの破れまくりにしてしまい、捨てる羽目になった。 そして今回、布のソファーにも穴をあけてスポンジをほじくり出してしまい、あまりにみすぼらしいので猫に勝てそうな素材、竹のソファーを買いました。

bamboo sara set
bamboo sara set

座り心地はいまひとつだが、フィリピンらしいし涼しげです。 画像に写っている猫はもちもちしているモチー。 早速ソファーに興味深々だが、爪とぎはしないようだ。

地方にいくと竹製品の店は結構あるのだが、配達してもらう関係で近所で探したのだがなかなか見つからず、記憶を頼りにGoogleストリートビューで見て回ったらこちらの店を思い出したので行ってみた。

bamboo

Googleマップ上ではこちら

店はバラック状で扉はなく、休みのときはブルーシートが下がっているという、ちょっと入りにくい感じだが、裸の職人さんと白くてきれいな猫が店番をしていた。 アルバムを見せてくれるのでその中から選ぶと作ってくれる仕組みで、主にラタンと竹で作っているようだった。 今回のバンブーサラセットは3500ペソ(8500円くらい)で、12月25日に注文して、29日の夜にタクシーの荷台に乗せて配達してくれた。(タクシー代はお店持ち)

フィリピンには謙虚でまじめに働く、貧乏な人がたくさんいるのだ。


ラズベリーパイで温泉卵

フィリピンの卵は新鮮でなく、生卵を食べるには覚悟がいる。 先日買った、GENSANブランドの卵は賞味期限まで2週間もあるのにすでに腐っていた(白身と黄身が混じっていて、端っこが真っ黒)。

で、生卵同様、大好きな温泉卵を完璧に作るべく、ラズベリーパイで温泉卵製造機を作成しました。

使ったもの

  • Raspberry pi B (余っていた古いもの)
  • 4GBのSDカード、電源、LANケーブル類(余っていたもの)
  • 温度センサ(CircuitRocksで購入)
  • リレーモジュール(CircuitRocksで購入)
  • ジャンパー線10本(CircuitRocksで購入)
  • その他部品類(余っていた古いもの、詳細は画像ご参照ください)

要となる温度センサ(DS18B20)は、よく見かける防水タイプで長いケーブルつきのもので185ペソ、リレーモジュールは1チャンネルで250V10Aのもので147ペソ。 PayPalで支払いが出来、送料はメトロマニラは150ペソで、注文の翌日にLBCで配達されました。(フィリピンでは注文の翌日配達は驚異的に素晴らしいです!)

https://circuit.rocks/ 素晴らしい。

こちらが届いた部品の写真です。

Exif_JPEG_420
クリスマスカードつき
Exif_JPEG_420
タッパーに入っていました

センサとリレーは先例にならい、以下のように配線しました。

Exif_JPEG_420
試しに配線した様子

GPIOのピン番号
1 センサー電源3.3V(赤)
2 リレー電源 5V(オレンジ)
3 リレー信号線(黄色)
6 センサーGND(黒)
7 センサー信号線(青)
14 リレーGND(緑)

センサーの電源(赤)と、センサー信号線(青)の間には4.7kΩのプルアップ抵抗をつけています。(ビニールテープでまいてあるところに内蔵)

プログラム作りですが、いつものようにIPアドレスを音声で読み上げる機能をまずインストールします。

続いて、センサの動作を確認するため、以下のことを行いました。

apt-get update
apt-get upgrade

そしてapacheとPHPのインストール。

apt-get install apache2 php5

nano /boot/config.txt でconfig.txtファイルを開き、一番下に

dtoverlay=w1-gpio

を追加して保存。

nano /etc/modules を開き、一番下に

w1-gpio
w1-therm

を追加して保存。

一度再起動してから、

nano /var/www/temp.php でファイルを作成し、以下の内容を貼り付けて保存。(こちらを参考にさせていただきました)

その後、LAN内のPCやスマホで http://ラズベリーパイのIPアドレス/temp.php を開いて温度が表示されれば温度センサーはOKです。

続いてリレーの動作について、

WiringPiのインストール

git clone git://git.drogon.net/wiringPi
cd wiringPi
git pull origin
./build

リレーをテストするスクリプトを作成

nano /etc/RelayTest.sh でファイルを作成し

と書いて保存したあと、

chmod 755 /etc/RelayTest.sh

で実行権限を与えます。 そのあと、

/etc/RelayTest.sh を実行するとリレーがカチカチ言いながらオンとオフを繰り返せばリレーOKです。

ここまで確認できたので、ケースを買いに行きました。 AC220Vがリレーモジュールの裏側に出ているので、バラバラでは危ないのでケースに入れる必要があります。 ケースはAlexanにあった一番大きいプラスチックケースで45ペソでした。 行ったのはTimog Avenue branchですが、道路沿いの駐車スペースにホームレス家族が座っていて車を止めにくかったので、お店の前の駐車場に入ったんですが、入り口のスロープが急な上に途中で角度が変わっていて、車の底をジョリっと言わしてしまいましたので、お出かけの方はご注意ください。(googleストリートビューから拝借した画像ですが、奥の小さな建物がお店で店員さんが二人いますが暇そうです。 画像のガードマンさんが招き入れてくれるまま駐車場に入ろうとすると、ジョリっと言わしてしまいますので注意。)

alexan

で、ケースに収めたのが以下の画像です。

Exif_JPEG_420
ACは電源タップを途中で切断したようになっています
Exif_JPEG_420
ほぼギリギリでした

デジタルアンプとスピーカーは引き出しの中に眠っていた部品ですが、”調理をスタートしました”、”30℃です”、”31℃です”...”設定温度に達しました”、”調理を終了しました”という音声、およびLANケーブルを接続して起動したときには自分のIPアドレスを話すようにするためです。

実際に作成したプログラムの中身は需要がないと思いますので割愛しますが、もし知りたい方がいらっしゃいましたらメールでご相談ください。

※12月28日追記:イメージファイルをダウンロードできるようにしました。 8GBのSDカードに書き込んでください。 Raspberry Pi B, B+, Pi 2で起動できます。 SSH接続はユーザー名 root, パスワード raspberry です。 起動時に音声でIPアドレスが流れますのでイヤフォンを挿し込んで起動してください。

音声で読み上げられるIPアドレスをブラウザで開くと設定画面が表示されます。

browser

設定内容は、最高温度(この温度に達すると電源オフ)、最高温度からx℃下がったら再度オン、最高温度に達したあとx分経過で終了(オフ)、の3つです。

そして、最後に実際に使ってみた結果です。

Exif_JPEG_420
シンプルな炊飯器に卵と水、温度センサーを入れて蓋をしてスタート

設定は最高温度69℃、-0.5℃で再度スイッチオン、30分調理にしました。

結果ですが...卵の画像を撮るまえに、パンツの後ろポケットに卵を入れたのを忘れて座ってしまい、ポケットの中で卵がぐちゃぐちゃになったので画像なしですが、黄身が硬めで白身はゆるい感じだったようです。

問題は、炊飯器のヒーターはアルミダイキャストの大きな土台の下に入っているのですが、69℃で電源が切れたあとも高温に熱せられた土台の余熱で5分位は水温が上がり続け、最高75℃になってしまったことです。 余熱を持たないシンプルな電気ポットのようなものを使うと改善されるものと思います。

うまく調理できるようになれば、フィリピンでも温泉卵が食べ放題、その他お酒の燗をつけるのもの上燗、熱燗自由自在です。

12月25日追記

炊飯器以外に、家には電熱器(1200wと600wの切り替えスイッチつき)があったので、電熱器に小さな鍋を乗せ、蓋をせずに再度チャレンジしてみました。

設定は最高温度66.5℃、-0.5℃で再度スイッチオン、30分で調理終了にしました。 途中経過は、水温31℃からスタートで10分後に設定温度に達してスイッチ・オフ、その後5分ほど温度がゆっくり上がり続けて最高で69℃、その後5分で66℃まで下がってスイッチが入り、以降は約30秒スイッチオン、約1分40秒スイッチオフを繰り返しながら30分の調理時間が経過して終了しました。

早速水で冷まして割ってみたのがこれです。

完成

白身は柔らかく、黄身はトロッとしていて完璧です。 お正月用に卵をたくさん買ってくることにします。


パンク修理しました

ここ2ヶ月くらい、車の左前輪だけ少しずつ空気が減っているようで、先月も一度タイヤを外して石鹸水をつけて穴を探したのだが見つからず、空気を入れてしのいでいたのだが、約一ヶ月で2.5kg/cm2 が 1.5kg/cm2 くらいまで減っていたので、今度はタライをもってきて水につけてじっくり穴を探してみた。

結果、トレッド面とサイドウォールの間の角になっているところから、ごくわずか(タライの水に3秒に一度、泡が上がってくるくらい)の穴をみつけ、パンク修理をしてもらうことにした。

いつも行くお店はあいにく日曜休業で、どこかに修理やさんがないかと考えた所、いつもキャットフードを買いに行くペットショップの近くに、なんとかタイヤセンターというのがあったのを思い出し、そこに行ってみた。

tyre

Googleストリートビューから拝借

ニコニコしたお兄さんに左前輪の修理(Vulcanizing)を頼むと、クロスレンチでネジをゆるめてフロアジャッキで持ち上げ、タイヤを外して水につけて穴を探し出したので、家を出る前にマークをつけておいたところを指差して穴の場所を教えた所、すぐに空気を抜いてタイヤチェンジャーでホィールから取り外し、表からは見えなかった細い釘(太さ1mmくらい)を抜いてから、タイヤの内側にパッチを貼って修理してくれた。 料金は100ペソ(230円くらい)と格安で、しかも外から穴を広げてプラグを入れるのではなく、わざわざタイヤを外して内側から貼ってくれたのが嬉しい。

お店には、タイヤで遊んで汚れているが人懐っこい猫が何匹もいて、ほのぼのした感じのいいお店だった。

自分は年に3,000kmくらいしか車に乗らないが、フィリピンでは年に一度くらいはパンクする。 前回は今年初旬だったと思うが、狭い曲がり角で右後輪が路肩の穴にはまってしまい、角張ったコンクリでサイドウォールを破ってしまってタイヤ一本を交換したが、今回のような釘や木ねじ、鉄板の切れっ端などが刺さることはよくあるので、行きつけのパンク修理屋さんがあると安心だ。


福岡の病院でのタクシー突入事故について

先日来、大きなニュースとなっていた福岡の病院でのタクシー突入事故について、もう続報が出なくなってしまったようだ。 現在ドライバーは容疑者扱いで拘束されているのだと思うが、車が勝手に加速してブレーキが効かなかったという証言が真実であるならば、無実のまま単なる踏み間違いとして逮捕され、賠償を請求されることは、長く安全運転につとめてきたドライバーにとって死ぬほど無念なことだと思う。

警察が踏み間違いであることを証明できる証拠を示せるのであれば納得はいくが、それが出来ないならば車両の故障であることを証明せねばならない。 でも、警察官は自動車修理の経験者でも、コンピューター技術者でもないのできっと難しいだろう。

パソコンを長年使っている人は必ず経験していることで、Windowsのフリーズがあると思う。 Windows 2000以前ではOS自体の問題でしょっちゅうフリーズしていたのだが、以降はたまにフリーズやブルースクリーンに陥る程度に改善されている。 フリーズの原因は多数あると思うが、ソフトウエアのバグによるものと、ハードウエアの不調によるものに別れる。 ソフトウエアのバグは、製作者でも見つけるのは容易ではないし、ハードウエアはたとえばメモリの接触が多少悪かったり、静電気で壊れかかっている部品によって発生することもある。

同様の原因により、今回のタクシー(プリウスNHW20)に不具合が発生しないものか、いろいろな資料を見て考えてみた。

まず最初に思ったのは、アクセルペダルセンサーの不良による加速である。 最近の車は電子スロットル車がほとんどではないかと思うが、私自身の車(1999年のボルボS70)は、何度も電子スロットル本体が故障して苦労した。 原因は、電子スロットル本体についているスロットルポジションセンサー(二組のボリューム)の摩耗がメインだが、二組あるので片方がおかしくなると自動的にLimb Home Mode(びっこで家に帰る)に入ってノロノロ運転しか出来なくなるようになっている。 電子スロットルを開閉するためのアクセルペダルポジションセンサーも2系統になっており、片方がアナログ電圧、片方はPWMによるデジタル信号となっていて、こちらも片方が故障すれば警告灯が点灯する仕組みだ。

で、プリウスのアクセルペダルポジションセンサーがどうなっているのか調べたのだが、NHW11までは普通のボリュームが二組、NHW20からはホール素子を使った非接触センサーとのことだった。 (写真はインターネット上の掲示板から拝借しました)

NHW11まで
NHW11まで
NHW20以降
NHW20以降

アクセルペダルポジションセンサーの動作については、こちらのサイトに詳しく書かれているが、要は2系統の、それぞれ別のカーブをもつ可変電圧を出力するセンサを使い、ECU(Engine Control Unit)に入力された二つの電圧からアクセルペダルの踏み込み量を推定するという仕組みだ。

aps

上記の図で左側のセンサー部分の回路はボリューム2個で表記されているが、もしこのタイプのボリュームだと、GNDのケーブルが接触が悪くてGND側の電圧が0Vよりも上がった場合、アクセル開度は大きく見えてしまうので問題だ。

しかし、NHW20においては、こちらのサービスマニュアルにあるように、センサーはホール素子であること、それぞれのセンサーの電源、GND、出力はそれぞれ別のケーブルで独立してHV Control ECUに入力されているので、いずれかの線が切れたりショートしたりしても加速につながるような誤った信号を送る可能性はないと考えられるが、センサーに供給されている5Vの電源回路が故障して電圧が上がった場合は、相対的に高い電圧が出力されることになると思うので、HV Control ECU側の故障で発生する可能性はゼロではないと思う。 (この程度の故障ならば、間欠的に発生するものであっても簡単に再現できると思う)

aps_nhw20

アクセル系統の異常による加速、ということで考えると、アクセルペダルセンサーはHV Control ECUに接続されており、 HV Control ECUはメインのEngine Control Module に接続されている。 電子スロットルは Engine Control Module に接続されているので、HV Control ECUが誤ったアクセルペダル信号を検出するか、メインのECMがフリーズしているようなことがあれば、アクセルを踏み込んだ状態が維持されてしまう可能性はあるのだと思う。

接続図1
接続図1

では、ブレーキが効かなかった可能性はあるのかについて考えてみる。

私自身は実際のプリウスに乗ったこともじっくり見たこともないので知らないのだが、以前からプリウスのブレーキフルード交換は診断機がないと出来ない、という話は知っていた。(診断機はトヨタのディーラーや修理工場がもっている専用の機器で、コンピュータを制御する機能をもっているものである)。 NHW20ではどうなのか検索してみたら、こちらの修理工場さんのブログにかかれていた。 要約すると、ブレーキフルード交換(エア抜き)をするためには以下の手順でブレーキ制御禁止モードに移行しなければならないとのこと。

※訂正:下記手順は最新型のNHW30のものでした。 NHW20はやはり診断機をつないでモードを切り替えないと駄目なようです)

①パーキングブレーキをかけ、シフトポジンションP でIG-ON にする。

②シフトポジンションN で、ブレーキペダルの踏み込み、開放を5秒以内に8回以上行う。

③ シフトポジンションP で、ブレーキペダルの踏み込み、開放を5秒以内に8回以上行う。

④ シフトポジンションN で、ブレーキペダルの踏み込み、開放を5秒以内に8回以上行う。

⑤シフトポジンションP にする。

⑥ 電子制御ブレーキウォーニングランプ(黄)が点滅することを確認する

これだけやらないと、ブレーキキャリパーのブリードスクリューをゆるめてブレーキペダルを踏んでもフルードが押し出されてこないのだとしたら、普通の状態(ブレーキ制御モード)のときは油圧回路も電子制御頼みだということだろうか。 ちなみに、ブレーキペダルの Brake Pedal stroke sensor は Skid control ECUに接続されていて、Skid control ECUはブレーキのアクチュエータに接続されているので、多分メインのECMの動作とは独立しているのだと思うが、ECMがフリーズしていても正常に動作するのかはわからない。

manual2
接続図2

いろいろな可能性を考えてみたが、やはり実車をじっくり調べること、制御のロジックをメーカーが開示することがなければ想像にすぎないのだが、もし原因がECMのフリーズだったら証明するのは困難だろう。 車両は8年ほど問題なく動作していたようなので、もし8年間毎日10時間運転して、一度しか発生しないフリーズであれば、問題を再現させるのに何年もかかってしまうだろう。(問題がすべての同一型式の車両に発生するのではなく、いわば”ハズレ”のECMを積んだこの車両だけに発生すると仮定した場合)

もし自分がプリウスのようなブレーキ制御まで電子化されている車両に乗らなくてはならないのであれば(自分で買うことは絶対ないが)、電気的にECMをシャットダウンできるようなキルスイッチを追加しなければ安心できないと思う。 ごく簡単な、たとえば火災報知器のボタンみたいにカバーを指で押し破って押すような赤いボタンを車内に取り付け、ボタンを押せばECMのヒューズ部分でスイッチが切れるような単純なしくみでいいのではないだろうか。 button

ECMの電源を切れば電子スロットルは閉じるので、あとは運を天にまかせて電柱に突っ込んで止めるという手も可能だろう。

低燃費のためには電子制御は必須なのは十分理解できるのだが、絶対故障しないコンピュータはありえないので、たとえば違う設計のコンピュータが2台並列についていて、それぞれ別の技術者がソフトウエアを作ったもので、それぞれの計算結果が異なる場合はシステムをシャットダウンしてLimb Home mode(びっこで家に帰るモード)に入れるような処理になっていなければ、安心して運転することは出来ないと思う。 旅客機ならば可能だろうが、コストを削らなければならない車では無理だ、ということであれば、せめて手動でシャットダウンできる非常ボタンを取り付けてほしいと切に願う。 無実のドライバーが責任を押し付けられて刑務所に入れられるようなことがないように。

12月10日追記

EDRのデータは信頼できるのかについて。 事故原因の解明にEDRのデータ解析を行うとのことだが、EDR(Event Data Recorder)についてはこちらのサイトに詳しい解説がある。

文中には

In a Pennsylvania lawsuit related to the Toyota Prius unintended-acceleration controversy of 2009 and 2010, a team of Toyota engineers and NHTSA officials accessed the EDR of the car in question, showing that the driver was depressing the gas pedal instead of the brake, as he’d claimed.

とのことが書かれているが、ペンシルベニアで発生した意図しない加速について、EDRを解析したところ、ドライバーはブレーキを踏んでいたと話したが、実際はアクセルを踏んでいたことがわかったとのことだ。

しかし、EDRのデータの読み出しはOBD-II経由とのこと、ということはデータの取得もOBD-II経由でECMが出力したアクセルペダルポジションセンサー、ブレーキセンサーの値を記録しているということになる。 それぞれのセンサーから直接電線を引っ張ってきてEDRに接続しているのであれば間違いはないのだろうが、ECMがバグや故障で誤った解釈をしている場合は、OBD-II上に流れるデータも誤ったものになるはずである。

都合がいいことに、福岡県警は運転席のフロアマットが二重にしかれていたので、アクセルペダルにのしかかっていたんでは、という発表をしたようだが、その話とEDRの記録(がアクセルペダルを踏んでいたことを示唆した場合)をあわせて事件解決としていいのだろうか。

マットが二重なら、それで本当にアクセルペダルが踏まれたままになるのか、それは衝突時に衝撃で解除されるのかを再現実験で証明したとしても、必要条件は満たすが十分条件ではない。 事故当時にフロアマットがアクセルペダルを押していたことが証明されるわけではないからである。(もし事故後にもフロアマットがアクセルペダルを押したままの状態だったのであれば十分だが)

もし、EDRに事故当時の記録が残っていなかったとすれば、OBD-IIのデータが停止していたということになり、ECM故障(フリーズ?)の必要十分条件を満たすだろう。


3.2インチLCDでデジタル時計作りました(追記)

長年愛用していた、7セグLEDのデジタル時計(インド製)が故障して、時刻が止まったままになってしまった。 夜中でも時間が見やすいので重宝していたので、代わりを探していたが安くていいのが見つからない。

そんな折、以前の記事「ラズベリーパイ 役に立たないもの」で書いた、小さすぎて使いみちがない、ラズベリーパイ用3.2インチカラーLCDで時計を作ろうと思い立った。

使ったものは、以下の部品です。

  • 古いRaspberry Pi B
  • 3.2インチLCD (現在売り切れ中)
  • 余っていた4GBのSDカード

液晶は waveshare の 3.2インチLCDのコピー商品のようで、ドライバも互換性があり、waveshare のホームページからドライバ入りのイメージファイルをダウンロードすればそのまま使用可能なのだが、解凍して書き込もうとしたら、4GBのSDカードでは容量が足りず、新しいSDカードを買うのももったいない(というか、それならデジタル時計を買ったほうが楽)ので、Raspbian Wheezy の2015-05-05バージョンにドライバを入れて使用した。

すごく詳細な設定方法がこちらのサイトに解説されていたので参考にさせていただきました。

液晶が使えるようになったら、

を実行してブラウザ`chromiumとマウスポインタを非表示にする unclutter を入れます。

そして、

/etc/xdg/lxsession/LXDE-pi/autostart ファイルを以下のように書き換えます。

一番下の行の https://time.is/ja/just は現在時刻をブラウザ上で表示してくれるサイトのアドレスです。 このアドレスを変更すれば、ブラウザで表示できるサイトは起動時に自動的に全画面表示されます。 (たとえば自宅内の監視カメラのアドレスにするとか)

このデジタル時計のイメージファイルをGoogleドライブに入れましたので、よかったらこちらからダウンロードしてお試しください。 waveshare 3.2インチLCD互換品をもっていて使いみちがない方におすすめです。 Raspberry piはB、B+、2Bで起動します。 (保証なしですので、もし動かなくてもご勘弁ください。)

12月3日追記:12月2日から https://time.is/ に障害が発生しているようで接続することができなくなりました。 代わりに、 http://www.starstonesoft.com/testclock.htm に320x240ピクセルでちょうど表示できるデジタル時計を用意しましたので、上記 /etc/xdg/lxsession/LXDE-pi/autostart 内のアドレスを書き換えてください。 また、testclock.htm はOSで設定されているタイムゾーンの時刻を表示するため、そのままではUTCの時刻を表示します。 sudo raspi-config でタイムゾーンをお住まいの地域に修正してください。 SSHで接続するためのユーザー名、パスワードは raspbian のオリジナルと同じ pi, raspberry です。

時計のスクリプトは http://Clock.Bralla.com のものを参考にさせていただきました。


VPN+WIFIアクセスポイントにUSB WIFIドングルを追加する場合

先日 v2.0.0にアップデートし、WIFI-WIFI接続が可能になったVPN+WIFIアクセスポイントですが、このバージョンでWAN側もWIFI接続を使用する場合には、もともとWIFI機能をもっているRaspberry Pi 3に、さらにUSB WIFIドングルを追加して使用することになります。

OS上では WIFIアダプタが複数存在する場合、それぞれwlan0, wlan1…と通し番号をつけた名称が自動的につけられますが、OSを再起動するたびに通し番号が入れ替わってしまうことがあるため、VPN+WIFIアクセスポイントでは、起動したときに最初に付与された番号で固定するように設定されています。

そのため、はじめて起動するときにすでにUSB WIFIドングルが挿し込まれている状態だと、USB WIFIドングル側にwlan0が割り当てられたまま固定されてしまう可能性があり、その状態に一度なってしまうと回復させる方法がありません。

本製品では、アクセスポイントとなる側にはRaspberry pi 3内蔵のWIFIアダプタを「wlan0」として使用することを想定してプログラムされていますので、はじめて起動するときにはUSBのWIFIドングルや、その他のUSB接続のネットワークアダプタ、Bluetoothアダプタ等のものは接続せず、有線LANケーブルとイヤフォンだけを接続した状態で起動してください。 もしすでにUSB接続のWIFIドングルその他のデバイスを接続した状態で起動してしまった場合は、SDカードを書き直して設定をやり直してください。

その他の情報として、初回設定時にVPNサーバー名の設定を行い、接続に成功したことを確認後に再起動した際、イヤフォン端子から聞こえる音声が”起動しました”、”IPアドレスは...”、”VPN接続しました”、の段階で止まってしまい、そのあとに聞こえるはずの”ルーティングテーブルを書き換えました”がいつまでたっても聞こえないという現象が発生することがあるようです。 接続環境に関連するようなのですが、詳細がつかめておりませんので、もし同じ現象を経験した方がいらっしゃいましたらお手数ですが contact@starstonesoft.com (全部半角小文字です)までご連絡ください。

何卒ご協力をお願い致します。