VPN+WIFIアクセスポイントをバージョンアップしました

Raspberry pi 3 用のソフトウエア(イメージファイル) VPN+WIFIアクセスポイントに重大なバグがあり、起動後にアクセスポイントが動作しない問題が見つかりましたので急ぎ修正をいたしました。

本日2月25日現在、Googleドライブから最新版(v2.0.1)をダウンロードしていただけますので、これまで動作しなかった方もぜひ今一度お試しください。

これまでに同ソフトウエアをダウンロードしてお試し頂きました方々には正常に動作せずご迷惑をおかけいたしましたことをお詫びいたします。

また、今回のバグにつきましてご報告ならびに解決にご協力いただきました方に深く感謝いたします。

本製品の詳細につきましては過去の記事にてご紹介しておりますが、VPN+WIFIアクセスポイントとは、SoftEther VPNクライアントが内蔵されているWIFIアクセスポイントで、ルータ機能(NAT機能)は有しないため、このアクセスポイントに接続したPCやスマホには、VPNサーバーが設置されている側のDHCPサーバーからIPアドレスが直接割り当てられるのが特長です。 そのため、たとえば海外でNTTのひかり電話を使用するといった用途にもご利用が可能です。

深夜の訪問者

一昨日の深夜0時過ぎ、うちの犬が吠え続けているのに気づいて目が覚めました。

窓からそっと覗いてみると犬は車庫の車の下のほうを向いて吠えていたので、またノラの子猫が門扉の隙間から入ってきて隠れているのかと思い、外に出て車の下を覗いたのですが何も居ません。

あたりをよく見てみると、ゴミかと思ったらゆっくり移動しているこんなのが...

5cmくらいの殻をまとったヤドカリでした。

海から遙か遠い都会にもヤドカリがいるんですねー。 貝殻はどこで見つけてくるんでしょうか。

とりあえず犬から見えないようにゴミ箱を移動して寝ていましたら、また10分くらいして犬が吠えだしたので再度見に行ったところ、1mくらい移動していましたので、チリトリに乗せて門の外に出してやったら少し急ぎ足で去っていきました。

DOS攻撃でダウンしてしまいました

今朝、ブラウザで自分のブログを開こうとしたら”データベース接続確立エラー”という大きな文字の画面が表示されました。 LAN内からサーバーにSSHで接続することは出来たのですが、しばらくするとSSH接続も応答がなくなってしまいました。

このブログのサーバーは Raspberry Pi 3 にWordpressをインストールしたものですが、データベースが破損してしまったのかと思い、昨年末にバックアップを取ったSDカードイメージに書き直したのですが改善しません。

SDカードが物理的に破損したのか、と思い別のSDカードに交換してみましたが同じ、さらにRaspberry pi 3の基板を別のものにしてみましたが相変わらずです。

参ったな~と思いながら、とりあえずアクセスしていただいた方に”故障中”の表示をする仮のサーバーでも用意しようかと思い、ルータの管理画面を開いてみましたら、Wordpressサーバーの接続数が異常に大きな数字になっていて、見る間にどんどん数字が増えていくのを見つけました。

 

上の画像がルータ(dd-wrt)のステータス画面LAN側ですが、wordpressの行の接続数が748になっているのがわかるかと思います。

もしかして力ずくのパスワード破り攻撃かも、と思い、テスト用にVMWareでWindows 7の仮想マシンを作成し、インターネットインフォメーションサービスを起動後、WireSharkをインストールしてキャプチャフィルタ tcp port 80 で起動してからルータのポート転送先のIPアドレスをその仮想マシンあてに変更してみました。

結果は上記画像ですが、IPアドレス 191.96.249.54 から接続開始のパケット [SYN] が連続して送りつけられているのがわかります。

午後3時を過ぎても一向に解消しないのでどうしようかと思ったのですが、この攻撃が blog.starstonesoft.com あてではなく、IPアドレスあて(49.149.134.220あて)であれば、ルータのグローバルIPアドレスを変えればいいのではと思いつき、ルータの機能でWAN側MACアドレスを変更してから接続しなおしましたところ、グローバルIPアドレスが変化しまして、攻撃も届かなくなりました。(幸い動的IPアドレスのインターネット接続なのでよかったです。 固定IPだったら逃げられません。)

また同じようなことがあるかもしれませんが、今後はもう対策がわかったのですぐ対応できそうです。

しかし、なんでこんな上り0.7MbpsしかないADSL回線の、Raspberry piをサーバーにしているようなブログに攻撃をかけるんでしょうか。 弱くてすぐ勝てそうだから?

LTOに行きました

毎年面倒くさいことの第二弾、車の登録更新にLTO(Land Transportation Office=陸運局)に行ってきました。

フィリピンでは新車は3年、以降は毎年LTOに行って登録更新をしなくてはなりませんが、ナンバーの最後の桁(たとえばうちの車は913なので3)の月、つまり3月に、真ん中の桁が1,2,3の人は1日~7日、4,5,6の人は8日~14日、7,8の人は9~21日、9,0の人は22日以降月末まで、に行く必要があります。 この週を過ぎてしまうとペナルティが200ペソ、月を越えてしまうと登録料の50%がペナルティとして加算されます。 この日付より前の登録は1ヶ月前から受け付けてくれるので、自分は昨日行きました。

2月は本来、最後の桁が2の人が行く月ですが、マニラ首都圏にはカラーコーディングという交通規制があって、最後の桁が1,2の人は月曜日は日中車に乗ってはいけません。 つまり2月の月曜日は本来LTOに登録更新に行くべき人たちは車に乗れないのでLTOがすいているという理屈です。

うちの車はマカティ在住のときにマカティの中古車屋で買いましたので、去年まではわざわざマカティのLTOまで登録更新に出かけていました。 でもEDSAの交通渋滞が毎年ひどくなり、昨年は朝5時45分に出発してLTO近くのEmission Test Center (排ガスの検査をする民間の業者)に到着したのが7時半くらい、でもすでに行列が出来ていて1時間ほど待ってからLTOに行き、さらに1時間半ほどかかったと記憶しています。

で、今年はQuezon cityにあるLTOに行ってみようと思い、昨日の午後に出かけてきました。

Quezon cityにはEast Avenue に巨大なLTOのメインオフィスがありますが、Googleのコメントを見たらここは最低とのことで、朝8時に行っても帰りは午後4時とのこと、混雑している上に仕事が遅いようですので避けまして、もうひとつのLTO Quezon city district office に行ってみました。

こちらはEast Avenueの駄目なLTO

 

こちらがQuezon city district office

まず出かける前に、うちの近所にあるEmssion test centerに排ガスのテストに行きましたが、そこも空いていて15分くらいで終了しました。 費用は429ペソでした。(レートは1ペソ2.3円くらいですので約1000円)

その後、EDSAに出てLTOに行ったのですが、P.Tuazonで右折したいのに、MMDAが建てたバリア(プラスチックの壁みたいなの)が何キロも延々切れ目なく続いていて、右折できずにアンダーパスに入ってしまい、次の交差点の前に切れ目があったのでそこでUターンして戻ってきました。 (MMDAがなにかすると余計渋滞するのでなにもしないで欲しい)

LTOは駐車場も空いており、近くにはEmssion test center が数か所あっていずれも暇そうでした。 駐車場の片隅に露店風の保険販売店があるので、そこで強制保険1200ペソを購入します。 そうこうしているとLTOの検査員のおじさんがやってくるので、ボンネットを開けて車両番号とエンジン番号を申請用紙に写し取ってもらいます。(紙をあてて上から鉛筆でこすります)

あとはLTO事務所内で座って待っていれば30分ほどで呼ばれますのでお金を払い、渡された書類を確認窓口に出し、続いてReleasingの窓口に書類を持っていけば窓に貼り付けるステッカーとレシートをくれて終わりです。

登録更新費用は、1600kg以下の普通の車は1600ペソ、1601kg~2300kgが3600ペソなんですが、エストラダが大統領だったときに出された大統領令で1997年から2000年に登録した車だけは未だに値段が違っていてうちの車(1601kg~)は3600ペソでなくて6000ペソなんです。 理由がわからないし未だにその変な大統領令が有効なのは腹が立ちますが仕方ないです。 去年の登録のときは3600ペソだったので、”安くなったんだ~”と喜んでいたんですが、今年は去年の間違っていた分も含めて6000ペソ+2400ペソ、さらに手数料がかかって8729ペソの支払いでした。 財布に8750ペソしか入っていなかったのでギリギリセーフでした。

というわけで今年の面倒くさい行事がひとつ終了しました。 次は5月に運転免許の更新です。

JoySoundCafe Playerをバージョンアップしました

オンラインカラオケサービスの ジョイサウンドカフェ に音程コントロールなどの機能を提供する専用プレーヤー JoySoundCafe Player の v2.2.3 を本日2月2日に公開しました。

ユーザーの方のご指摘により、ジョイサウンドカフェに加入する際のお支払い方法で、OCNとWebMoneyを選択しているときには、ログインが完了しているのに楽曲の演奏が出来ない現象が発生していることが発覚し、ご協力のもと解決することができました。

これまでに JoySoundCafe Playerをダウンロード、試用していただいたのに、上記の問題で楽曲演奏ができずご利用を断念された方々にお詫びいたします。

今回のバージョンアップでもう大丈夫だと思いますので、またぜひお試しください。 (本日現在はまだVectorのアップデートは完了しておりませんので、こちらからダウンロードしてください)

 

JoySoundCafe Player の詳細は本ブログの こちら の記事でも紹介しておりますので御覧ください。

ドコモの海外送金とTransferWiseの比較

まにら新聞 のウェブサイトを見ていたら、上部に”ドコモの海外送金 ど~んだけ送金しても手数料は一律1,000円” というバナー広告が出ていて、気になってクリックしてみました。

私は昨年から日本→フィリピンの送金には TransferWise を使っていて、はじめて使ったときに記録した利用方法などはこちらに紹介していますが、”ドコモの海外送金”のページでは、フィリピンへの送金も直接ペソの為替レートが表示されていたので比較してみました。

ドコモの海外送金の場合は、手数料1000円、本日1月16日の為替レートは0.4252

docomo

TransferWiseは手数料990円、本日1月16日の為替レートは0.43569だった(図中右下部分)

tw

10万円送金した場合、フィリピンの銀行に振り込まれる金額は、ドコモの場合は

( 100,000 – 1,000 ) x 0.4252 = 42,094.8ペソ

TransferWiseは画像に表示されている通りで 43,137.44ペソなので、その差は1042.64ペソである。

ドコモの利用条件は、ドコモの携帯電話契約者本人であること、とあるのでドコモの携帯を持ってないといけないし、マイナンバーの確認も必要で、かつ手数料が高いとなるとやはりTransferWiseの勝利である。

昨年からすでに8回、TransferWiseで送金をしているが、全く問題なくすぐに届くし、随分節約できるようになったので満足しています。 おすすめです。

Annual Reportに行きました

フィリピンに60日以上滞在する場合、ACR-I card(外国人登録証)の取得が義務付けられていますが、ACR-I card所持者は毎年年初から60日以内(今年は3月3日まで)に、入国管理局に行かなければならない。 これがAnnual Reportで、60日を過ぎると、罰則金(少し)がかかります。

毎年年初の面倒くさい行事ですが、昨日1月12日に行ってきました。

場所はイントラムロスの入国管理局の本店か、あちこちにあるサテライトオフィスですが、Quezon cityではSM North Edsa のアネックスビルディング1階の一番奥の右側にあります。 地図の中央あたり Pizza Hutがあるビルです。

SM North の開店は午前10時ですが、10時に行くともう大混雑です。 こちらの入管のサテライトオフィスが何時からやっているか、調べてもよくわからないのですが、少なくとも9時前にはやっています。(テレビのニュースサイトではすべてのサテライトオフィスは午前7時からと書かれていましたが正しいかどうかわかりません)。

昨年は9時45分くらいに到着したらすでに大混雑で、完了まで1時間くらいかかりました。 座る場所もなく入管のドアの外でブラブラして待たねばならず、また私より30分くらい遅く来た人たちは、もう今日は終わり、とのことで門前払いされていましたので、早い者勝ちです。

今年は9時ちょっと前に行きましたが待っていたのは6,7人で15分ほどで完了です。 必要なものはACR-Iカードのみ、受付(Receiving)の人にカードを渡してAnnual Reportというと、5分ほどで名前を呼ばれてPayment order slipとカードを渡されますので、Casherの列にならんで310ペソを支払い、レシートを貰えば完了です。

Immigrationのオフィシャルサイトには、昨年のレシート、オンラインでの登録の番号が必要とかいろいろ書かれていますが不要でした。 (今年はじめてAnnual Reportに行く場合はオンラインのフォームで事前に登録する必要があるかもしれませんのでご注意)

60日の期間内に行かないとイントラムロスまで行かなくてはいけなくなるので、面倒でも早めに済ませましょう。

SM Northの場合は、10時前は玄関が開いてなくて入れないと思いますが、アネックスビルディングの駐車場に入って、エレベータで1Fまで降りれば10時前に入ることができます。 エレベータ前のガードにどこへ行くか効かれますので Immigration と言えば通してくれます。

Wake On LAN リピータをバージョンアップしました

インターネット側からLAN内のPCなどをWake On LAN 出来るようにする機器、Wake On LAN リピータのハードウエア版シェアウエア版(Raspberry pi用)をv5.0にアップデートしました。

変更点は以下の通りです。

  • MagicPacketの転送機能が稀に落ちることがあったので、プロセスを監視して停止しているときには再起動する機能を追加。(Wake On LAN リピータの最も基本的な機能は、インターネット側から送信されたMagicPacketを、ルータのポート転送設定でWake On LAN リピータに転送すると、Wake On LAN リピータがそのパケットをLAN内全部のPCにブロードキャスト転送する機能です。)
  • IPアドレスを固定する設定をした場合に、これまではDNSサーバーのアドレスの設定項目がなかったため、正しくDNSサーバーに問い合わせをすることができなくなり、NTPサーバーに接続できなくなって時刻合わせができなくなる問題があったため、DNSサーバーを指定できるようにした
  • USB連動タップ操作機能で、これまでは手動でオン、オフを切り替えるのみだったが、新バージョンではアドレスを指定してping監視し、応答がなくなったら自動的にオフ→オンする機能を追加した。 また、毎日定時にオフ、オンが出来る機能を追加した。

設定、操作はすべてブラウザで行います(MagicPacketの転送機能は操作不要)が、最新バージョンの操作画面は以下のような構成です。 画像を見ていただくとどのような機器なのかすぐにおわかりいただけると思います。

rep1
メインメニュー
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設定:ダイナミックDNSの設定。no-ip、mydns.jp, dyn.comに対応しています。
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設定:ネットワーク設定。DHCP有効と、スタティックが選択可能です。
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設定:日時設定
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操作:手動でMagicPacketを送信
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操作:日時指定で単発でMagicPacket送信予約。この機能はGETでデータを渡しているので、ほかのプログラムからWake On LAN リピータにMagicPacket送信予約を入れることが簡単に実現できます。(たとえば録画サーバーの電源を自動で入れるなど)
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操作:日時、曜日指定で繰り返しMagicPacket送信予約。 毎朝事務所のPCの電源を自動で入れるような場合を想定しています。
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操作:USB連動タップの操作。フリーズしたPCの電源を強制的に入れ直したり、ping監視を使って不調のルータ、モデムの電源を入れ直すことも可能です。

最後の画像のUSB連動タップ操作機能ですが、ハードウエア版はRaspberry pi の基板に改造がしてあり、USBポートの5V電源がオン、オフできるようになっていますので、USB連動タップを直接USBポートに挿し込めば使用可能です。

tap
サンワサプライ TAP-RE7U

シェアウエア版で連動タップ機能を使用するには、同様の改造をRaspberry pi基板に施さねばなりませんが、かなり難しいです。(USBコネクタを2個とも取り外し、下段側のGNDパターンに細いドリルで穴を空けて絶縁した上で新しいUSBコネクタを取り付け、GND足とGNDパターン間にPower MOS-FETをスイッチとして取り付け、ゲートの足をGPIOピンに配線します)

改造に代わり、リレーモジュールをつかえばUSB連動タップを購入しなくても直接AC100Vのオンオフも可能になりますのでそのほうが簡単ですが、ACを扱うため正しく配線しないと感電や火災の原因になりますので自己責任でのみお試しください。

たとえばこちら たった171円です。 (ここで紹介する基板が安全かどうかについてはご自身でご判断ください。 AC100Vはショートすると火柱が上がるほど強力です。)

relay

GND、VCCにはRaspberry piのGPIOのGND(6ピン)、5V(2ピン)を接続し、IN1、IN2にはそれぞれGPIOの3ピン5ピンを接続します。 必要なものはこの基板とジャンパーケーブル4本、そして安いテーブルタップを途中で切断してリレーの端子にネジ止めすれば完了です。

 

バンブーサラセット買いました

猫は自分が気持ちいい素材で爪とぎをする。

うちには猫がたくさんいるのだが、革と布は爪とぎのお気に入りの場所で、以前使っていた革のソファーをボロボロの破れまくりにしてしまい、捨てる羽目になった。 そして今回、布のソファーにも穴をあけてスポンジをほじくり出してしまい、あまりにみすぼらしいので猫に勝てそうな素材、竹のソファーを買いました。

bamboo sara set
bamboo sara set

座り心地はいまひとつだが、フィリピンらしいし涼しげです。 画像に写っている猫はもちもちしているモチー。 早速ソファーに興味深々だが、爪とぎはしないようだ。

地方にいくと竹製品の店は結構あるのだが、配達してもらう関係で近所で探したのだがなかなか見つからず、記憶を頼りにGoogleストリートビューで見て回ったらこちらの店を思い出したので行ってみた。

bamboo

Googleマップ上ではこちら

店はバラック状で扉はなく、休みのときはブルーシートが下がっているという、ちょっと入りにくい感じだが、裸の職人さんと白くてきれいな猫が店番をしていた。 アルバムを見せてくれるのでその中から選ぶと作ってくれる仕組みで、主にラタンと竹で作っているようだった。 今回のバンブーサラセットは3500ペソ(8500円くらい)で、12月25日に注文して、29日の夜にタクシーの荷台に乗せて配達してくれた。(タクシー代はお店持ち)

フィリピンには謙虚でまじめに働く、貧乏な人がたくさんいるのだ。

ラズベリーパイで温泉卵

フィリピンの卵は新鮮でなく、生卵を食べるには覚悟がいる。 先日買った、GENSANブランドの卵は賞味期限まで2週間もあるのにすでに腐っていた(白身と黄身が混じっていて、端っこが真っ黒)。

で、生卵同様、大好きな温泉卵を完璧に作るべく、ラズベリーパイで温泉卵製造機を作成しました。

使ったもの

  • Raspberry pi B (余っていた古いもの)
  • 4GBのSDカード、電源、LANケーブル類(余っていたもの)
  • 温度センサ(CircuitRocksで購入)
  • リレーモジュール(CircuitRocksで購入)
  • ジャンパー線10本(CircuitRocksで購入)
  • その他部品類(余っていた古いもの、詳細は画像ご参照ください)

要となる温度センサ(DS18B20)は、よく見かける防水タイプで長いケーブルつきのもので185ペソ、リレーモジュールは1チャンネルで250V10Aのもので147ペソ。 PayPalで支払いが出来、送料はメトロマニラは150ペソで、注文の翌日にLBCで配達されました。(フィリピンでは注文の翌日配達は驚異的に素晴らしいです!)

https://circuit.rocks/ 素晴らしい。

こちらが届いた部品の写真です。

Exif_JPEG_420
クリスマスカードつき
Exif_JPEG_420
タッパーに入っていました

センサとリレーは先例にならい、以下のように配線しました。

Exif_JPEG_420
試しに配線した様子

GPIOのピン番号
1 センサー電源3.3V(赤)
2 リレー電源 5V(オレンジ)
3 リレー信号線(黄色)
6 センサーGND(黒)
7 センサー信号線(青)
14 リレーGND(緑)

センサーの電源(赤)と、センサー信号線(青)の間には4.7kΩのプルアップ抵抗をつけています。(ビニールテープでまいてあるところに内蔵)

プログラム作りですが、いつものようにIPアドレスを音声で読み上げる機能をまずインストールします。

続いて、センサの動作を確認するため、以下のことを行いました。

apt-get update
apt-get upgrade

そしてapacheとPHPのインストール。

apt-get install apache2 php5

nano /boot/config.txt でconfig.txtファイルを開き、一番下に

dtoverlay=w1-gpio

を追加して保存。

nano /etc/modules を開き、一番下に

w1-gpio
w1-therm

を追加して保存。

一度再起動してから、

nano /var/www/temp.php でファイルを作成し、以下の内容を貼り付けて保存。(こちらを参考にさせていただきました)

その後、LAN内のPCやスマホで http://ラズベリーパイのIPアドレス/temp.php を開いて温度が表示されれば温度センサーはOKです。

続いてリレーの動作について、

WiringPiのインストール

git clone git://git.drogon.net/wiringPi
cd wiringPi
git pull origin
./build

リレーをテストするスクリプトを作成

nano /etc/RelayTest.sh でファイルを作成し

と書いて保存したあと、

chmod 755 /etc/RelayTest.sh

で実行権限を与えます。 そのあと、

/etc/RelayTest.sh を実行するとリレーがカチカチ言いながらオンとオフを繰り返せばリレーOKです。

ここまで確認できたので、ケースを買いに行きました。 AC220Vがリレーモジュールの裏側に出ているので、バラバラでは危ないのでケースに入れる必要があります。 ケースはAlexanにあった一番大きいプラスチックケースで45ペソでした。 行ったのはTimog Avenue branchですが、道路沿いの駐車スペースにホームレス家族が座っていて車を止めにくかったので、お店の前の駐車場に入ったんですが、入り口のスロープが急な上に途中で角度が変わっていて、車の底をジョリっと言わしてしまいましたので、お出かけの方はご注意ください。(googleストリートビューから拝借した画像ですが、奥の小さな建物がお店で店員さんが二人いますが暇そうです。 画像のガードマンさんが招き入れてくれるまま駐車場に入ろうとすると、ジョリっと言わしてしまいますので注意。)

alexan

で、ケースに収めたのが以下の画像です。

Exif_JPEG_420
ACは電源タップを途中で切断したようになっています
Exif_JPEG_420
ほぼギリギリでした

デジタルアンプとスピーカーは引き出しの中に眠っていた部品ですが、”調理をスタートしました”、”30℃です”、”31℃です”...”設定温度に達しました”、”調理を終了しました”という音声、およびLANケーブルを接続して起動したときには自分のIPアドレスを話すようにするためです。

実際に作成したプログラムの中身は需要がないと思いますので割愛しますが、もし知りたい方がいらっしゃいましたらメールでご相談ください。

※12月28日追記:イメージファイルをダウンロードできるようにしました。 8GBのSDカードに書き込んでください。 Raspberry Pi B, B+, Pi 2で起動できます。 SSH接続はユーザー名 root, パスワード raspberry です。 起動時に音声でIPアドレスが流れますのでイヤフォンを挿し込んで起動してください。

音声で読み上げられるIPアドレスをブラウザで開くと設定画面が表示されます。

browser

設定内容は、最高温度(この温度に達すると電源オフ)、最高温度からx℃下がったら再度オン、最高温度に達したあとx分経過で終了(オフ)、の3つです。

そして、最後に実際に使ってみた結果です。

Exif_JPEG_420
シンプルな炊飯器に卵と水、温度センサーを入れて蓋をしてスタート

設定は最高温度69℃、-0.5℃で再度スイッチオン、30分調理にしました。

結果ですが...卵の画像を撮るまえに、パンツの後ろポケットに卵を入れたのを忘れて座ってしまい、ポケットの中で卵がぐちゃぐちゃになったので画像なしですが、黄身が硬めで白身はゆるい感じだったようです。

問題は、炊飯器のヒーターはアルミダイキャストの大きな土台の下に入っているのですが、69℃で電源が切れたあとも高温に熱せられた土台の余熱で5分位は水温が上がり続け、最高75℃になってしまったことです。 余熱を持たないシンプルな電気ポットのようなものを使うと改善されるものと思います。

うまく調理できるようになれば、フィリピンでも温泉卵が食べ放題、その他お酒の燗をつけるのもの上燗、熱燗自由自在です。

12月25日追記

炊飯器以外に、家には電熱器(1200wと600wの切り替えスイッチつき)があったので、電熱器に小さな鍋を乗せ、蓋をせずに再度チャレンジしてみました。

設定は最高温度66.5℃、-0.5℃で再度スイッチオン、30分で調理終了にしました。 途中経過は、水温31℃からスタートで10分後に設定温度に達してスイッチ・オフ、その後5分ほど温度がゆっくり上がり続けて最高で69℃、その後5分で66℃まで下がってスイッチが入り、以降は約30秒スイッチオン、約1分40秒スイッチオフを繰り返しながら30分の調理時間が経過して終了しました。

早速水で冷まして割ってみたのがこれです。

完成

白身は柔らかく、黄身はトロッとしていて完璧です。 お正月用に卵をたくさん買ってくることにします。