神戸製鋼のデータ改ざん問題と安全率

神戸製鋼の製品データ改ざんがアルミ製品、鉄粉だけでなく鉄鋼線材にまで及んできました。

当然、それぞれの製品は別の部署で作っているのでしょうから、一部担当者や課長、部長の独断ではなく、会社全体で計画的にインチキをやっていたのだと思います。 重役が粉飾を指示していた東芝同様、こんな会社に救済の必要などなく、さっさと潰れるべきです。

私は昔、田舎大学の機械科を卒業しましたが、今回のニュースに触れて”安全率”について習ったことを思い出しました。 機械設計の講義で、旋盤の歯車の図面を書く授業でしたが、そのときに「計算上必要な強度に、安全率5倍を掛けて設計するように」と教わりました。

安全率についてはこちらのページに詳しい解説がありましたが、鋼の場合では静的な荷重の場合は安全率の目安は3、動的な荷重で引張りまたは圧縮のどちらかのみの場合は5、両方の場合は6、激しい繰り返し荷重や衝撃の場合は12となっています。

たとえば、総重量10トンのトラックが一度に10台並ぶ長さの橋をかけるとしたら、100トンまで耐えられるように設計すれば理論的には橋は落ちませんが、実際の設計では安全率3または5が掛けられているので、300トンないし500トンの重量が乗っかっても落ちないのです。

今回のニュースにおいては実際の改ざんデータの内容が出てこないのでわからないのですが、もしそれがメーカーから要求された強度に対して1割程度強度が低いものをインチキデータとともに納品していた、というレベルであれば、メーカー側の設計で十分な安全率をとっていれば最終製品の安全性に問題はないという結論になるでしょう。

このあたりのことを実際のデータにもとづいて冷静に考慮すべきだと思いますが、インチキを指示した重役達は絶対に許されるべきではありません。

出来上がったアルミや鉄鋼製品が顧客の要求スペックを下回ったのであれば、かつその強度でも最終製品の安全性が確保されるのであれば、メーカーは顧客にスペック緩和のお願いと値引きで交渉すべきです。 顧客が応じてくれなければ別の製品用に回せばいいのではないでしょうか。

インチキは絶対に駄目だけど、安全には問題ないかもしれない、という話でした。

 


ラジオサーバー、ホームラジオをアップデートしました

2017年10月13日、ラジオサーバーホームラジオのアップデートを行いました。

変更点は以下の通りです。

・らじる★らじるを録音した際に、番組終了より数十秒早く録音が終了してしまう点の修正→録音終了を1分延長しました。

・10月2日に一部エリアで開始された、radiko.jpによるNHKの実験放送への対応

・本年度これまでに新規追加された放送局への対応

現在お使いの方はご自身のラジオサーバー、ホームラジオのシステム設定ページ下部のオンラインアップデートから更新をしてください。

新規にシェアウエア版のイメージファイルをダウンロードされる場合は、本日時点ではGoogleドライブのリンクからダウンロードをお願いします。 Vectorのファイルは2日程度で最新版に更新されます。

 


尊敬する人、がっかりな人

もう何年も前、うちのトイレの流れが悪くなったことがありました。 二階のトイレを流すと一階のトイレから水が上がってくるような状態で、スッポンや詰まり取りワイヤではどうにもならず、業者さんを呼びました。

フィリピンでは道端などに poso negro と書かれた看板があったり、インターネットで検索すれば多くの業者が見つかりますが、当時は検索して近くの業者が見つかったので依頼しました。

すぐに4人くらいやってきまして、一人は会計係的な人(オーナーかも)、あと3人が作業者で、建物の前のコンクリの部分の、おそらく汚水枡があると思われるあたりを太くて長い鉄筋を使って穴を開け始めました。 3人がかりで鉄筋を持ち上げて落とす、を繰り返し、うまく汚水の場所に到達し、その後同じ方法で四角い穴を作りました。

で、詰まりを取る段階になって、うち一人がパンツ一枚になって汚水桝の中に胸まで浸かって、下の方に手を突っ込んで排水管に詰まっている布切れ(誰が流したか不明)を取り除いてくれたんです。

その後、配管を一本増設し、コンクリで蓋をして完了まで半日程度の作業でした。

なにが感動したかって、このパンツ一枚で汚水桝に躊躇なく胸まで入るおじさんにです。 なにしろ途中に浄化槽があるわけではないので、トイレの排水がそのままここに溜まっているので、想像の通りの状況です。

ただただ、この人の勇気、仕事に対する姿勢、きっと家で待っているであろうご家族のために頑張って仕事をしておられるのだろうと想像し、数年立った今でも当時の感動は忘れられず、私の最も尊敬する人物となりました。

がっかりする人、この話を聞いて嫌な顔をするお金持ちの人、職業に貴賎があると思っている人。

賄賂をもらって私腹を肥やし、召使がたくさんいるいい家に住んでいる役人と、つらい仕事でも家族のために頑張っているおじさん、あえて貴賎をつけるならば前者が浅ましく卑しい、後者は尊いに違いありません。

 

 

 


ラジオサーバー、ホームラジオでNHKが受信できない件

9月9日追記

ラジオサーバーv3.2.5のSDカードイメージファイルを公開しました。 シェアウエア試用中の方、オンラインアップデートで現象が改善されなかった方はこちらをご利用ください。

https://drive.google.com/file/d/0B7T7P5pEy2D9Rk9ic1l5eWtRMTg/view?usp=sharing

9月8日追記

ラジオサーバーをご利用の方、大変申し訳ありません。 昨日公開のv3.2.4に、特定の環境(システム設定ページ内でストリーミングサーバーポートをデフォルトの8090から変更している場合)において、NHKのライブ聴取が出来ないバグがありました。 現在の最新版はv3.2.5ですので、もし上記に該当する場合は再度オンラインアップデートを行ってください。 v3.2.4からのオンラインアップデートは1分ほどで完了します。 シェアウエア版SDカードイメージ全体は明日9日に更新予定です。この問題はホームラジオには影響がありません。

9月7日追記

ホームラジオ、ラジオサーバーともにオンラインアップデートで改善されますので、ご自身のホームラジオ、ラジオサーバーの”システム設定”ページ最下部からアップデートを行ってください。 アップデートには高性能版(Raspberry pi 3)で2時間程、通常版(Raspberry pi B+)では半日位かかりますので、アップデートを開始したらそのまま放置してください。 完了後、自動的に再起動します。 この間、ブラウザを閉じてしまってもアップデートは継続されますので電源を切らずにお待ち下さい。

シェアウエア版でご試用中の方はオンラインアップデートが出来ませんので、再度SDカードイメージをダウンロードして書き込みを行ってください。 現在、最新版のSDカードイメージは各製品のページのGoogleドライブのリンクからダウンロードしていただけます。(Vectorは数日後)

----------ここまで追記

 

本日9月5日から、ラジオサーバー、ホームラジオでNHKのらじる★らじるが受信できなくなりました。

調査の結果、配信プロトコルが変更されたものとわかり、現在対策版を製作中です。

明日6日には完成する予定ですので、ご利用の方にはご迷惑をおかけいたしますがもう少々お待ち下さい。

完成後、既存ユーザーの方はオンラインバージョンアップにて更新版を配布させていただきますが、今回のバージョンアップでは一部プログラムの再コンパイルが必要であり、アップデートに数時間かかるものと思われます。

アップデートの途中で電源を切ってしまうと動作しなくなる可能性がありますが、その場合はご連絡いただければ最新版のSDカードイメージファイルをご提供いたします。

準備が整い次第、ホームページにてご案内いたします。


フィリピンの駄目なもの

最近一ヶ月で経験した、フィリピンの駄目なもの三題です。

1.シャープの洗濯機

また壊れました。 こちらの記事で書いたシャープの洗濯機です。

2013年末に購入、2015年に脱水のモーター故障でモーター交換、同年一ヶ月後に脱水槽ふた部分のスプリングとスイッチが腐食して交換、2017年再度スプリングが腐食して折れ、ついに今月また脱水槽のモーター故障です。 脱水槽のモーターは2年に一度交換しないといけないように設計なさっているのだと思います。 シャープなのに、Alibabaで売られている中国製のモーターをそのままラベルを貼ったまま使用しています。 せめて、受け入れ検査や耐久性の試験をしましょうよ。

さすがシャープ

2年に一度、モーター交換費用を払うのは嫌なので、Panasonicのものに買い替えました。 見たところ設計はしっかりしていそうです。

2.PhilpostのEMS

以前、こちらの記事で書きましたように、PhilpostのEMSは現在はちゃんと配達してくれるようになったと喜んでいましたが、ぬか喜びでした。

今年3度目のEMS発送で、マニラ空港近くのExpress Mail Exchange Department, Central Mail Exchange Center なるところでホールドされてしまいました。

8月11日以降、ステータスがアップデートされず、メールで問い合わせてみましたところ、税関の検査が必要なので空港近くのCentral Mail Exchange Centerまで来いとのこと、時間がないから行けないので開封して検査してもいいから配達してくれと再度問い合わせましたが、本人または代理人の前でないと開封できないことになっている、の一点張りです。 メトロマニラ在住の場合はCentral Mail Exchange Centerに来なければならないことになっている、とおっしゃいます。 うちからは距離は22kmですが、郵便局があいている時間(平日朝8時から午後4時)に行こうとすれば往復とも大渋滞で片道2時間です。 さらに郵便局で1時間待たされれば5時間もかかります。(メトロマニラは広いので、一番遠くに住んでいる人なら片道3時間でしょうか。かわいそうに)

荷物の中身は中国の通販で購入した15ドル程度の部品、送料とあわせても25ドルですから、1250ペソくらいです。 現在は1万ペソまで非課税になっているのに、5時間と往復する費用をかけさせてまで郵便局に呼ぶのは、配達が面倒くさいのか、あるいは税関職員の私腹を肥やすことが目的なのかはわかりません。 税関といえば、関税局長官が中国人ビジネスマンの覚せい剤輸入(600キロ以上)を黙認して賄賂をもらっていたとしてフィリピンの国会で喚問中ですが、長官がそういう人ならば職員は真似するでしょうよ。 根っこが腐った組織は枝葉も腐っています。 腐った人間の言いなりは嫌なので今回の荷物は放棄し、別の配送方法で新しく注文し直しました。

3.卵も腐ってる

今週、UPタウンセンターのMerkadoというスーパーマーケットで買った卵も腐っています。

割るときに黄身が殻にくっついていて崩れます。すでに黒ずんでます。

賞味期限は091817、つまり9月18日まで(今日はまだ8月19日)です。あと一ヶ月置いておいたらどうなるのか、経営者の方にはぜひ味わってみて欲しいところです。 このパックは黒ずんでいなくても黄身が崩れてでてくる率は30%くらいありました。 ラーメンに卵を入れるときは、必ず別の器で割ってみてからいれましょう。でないとラーメンが台無しになる可能性が30%です。

 

 


Raspberry pi でVPN拠点間接続

海外在住の人は同様かと思いますが、海外のインターネット接続では日本のradikoその他の一部サービスにアクセスできません。

また、フィリピンの私が使っているプロバイダ(PLDT)は、今年の3月にIPアドレスの割当がグローバルIPからプライベートIPに変わってしまいました。 これは、私が日本に帰省している間に、主たる作業場であるフィリピンのPCに外部から接続することの障害になります。

そこで、フィリピンの自宅内のすべてのPCやデバイスを日本の実家の回線にVPNで拠点間接続することにしました。

現在の構成は下図のようになっています。

この図の中の、無線LANルータを取り外し、Raspberry pi 3で作成したVPN ブリッジに置き換えます。 そうすると、VPNブリッジの配下に接続されているすべてのPCやスマートフォンは、日本の実家のルータに直接接続しているのと全く同じ状態になります。その結果、日本限定のサービスの利用や実家のひかり電話を海外で利用すること、日本と海外でのファイル共有、さらにプライベートIPアドレスが割り当てられている海外のネットワークに対して日本からWake On LAN させたり、VNCで接続して操作する、といったことが可能になります。

※フィリピンのPLDTのADSLはPPPoEの認証なしに、LANポートに接続したデバイスに直接IPアドレスが割り当てられますので、ルータを取り外して置き換えることが可能です。 そうでない環境では、現在のルータのLAN側ポートに刺さっているLANケーブルを全部抜き、今回作成するVPNブリッジのWAN側ポートをルータのLAN側ポートに、VPNブリッジのLAN側ポートをスイッチングハブに接続し、ルータから抜いたケーブルはスイッチングハブに接続すればOKです。

実際のものはこんな感じです。

Raspberry pi 3にUSB LANアダプタを接続します。 ルータで例えると、Raspberry pi にもともとついているLANアダプタがWAN側、追加したUSBのLANアダプタがLAN側になります。 このアダプタにはケーブルが一本しか刺せませんので、実際にはこの先に8ポートのスイッチングハブを接続し、すべてのPCやデバイスに接続できるようにしています。 また、Raspberry pi 3に最初から内蔵されているWIFIアダプタは、無線LANルータにWIFI接続するのと同じく、無線LANの機器を接続することが可能です。

以上が概略ですが、実際の作業手順は以下のようになります。

必要なもの

  • 自分のSoftEther VPNサーバー。(こちらをご購入いただくとすごく簡単です。)日本の実家などに設置してください。VPNサーバーの設置場所が親拠点というか、本店という位置づけになります。
  • Rasoberry pi 3 、ACアダプタ、マイクロSDカード8GB、電源ケーブルなど。
  • USB接続のLANアダプタ。Raspbianにドライバが入っていてすぐ動作するものが簡単です。 AX8872Bのものなら大丈夫そうでしたので、私はこちらを買いました。

作業手順

マイクロSDカードに Raspbian Jessie を書き込み、LANケーブルでルータに接続して起動します。

ルータのステータス画面で確認するか、netenum などのツールを使って Raspberry pi のIPアドレスを調べます。

TeratermなどでSSH接続します。

以下、ターミナルからの操作です。

SoftEther VPN Bridge をダウンロードします。

解凍します。

解凍されたファイルがあるフォルダ vpnbridge に移動します。

makeします。

すると、ライセンス許諾の説明が表示されますので、1、1、1で進めます。 終わったらフォルダを移動します。

移動したフォルダに入り、ファイルの権限を設定します。

自動起動スクリプトを作成します。

エディタが開きますので、下記を貼り付けてから CTRL+x, y, Enterキーで保存して閉じます。

作成したファイルに実行権限を与えます。

自動起動するように設定します。

ここで一度再起動してください。

 

続いて SoftEther VPNサーバー管理マネージャを使って設定を行います。

SoftEther VPNサーバー管理マネージャをWindowsのPCにダウンロードしてインストールします。

新しい接続設定をクリック
Raspberry piのIPアドレスを”ホスト名”欄に入力

 

接続ボタンをクリック
適当なパスワードを設定、たとえば password とか
拠点間接続に最初からチェックが入っているのでそのまま次へ
接続先のVPN Serverへの接続設定を行う
自分用のSoftEther VPNサーバーのアドレス、ポート番号を入力し、仮想ハブ名を選択。 ユーザー名とパスワードを入れてOKをクリック

 

正しく入力されていれば”オンライン”の表示になります
ローカルブリッジの設定欄をドロップダウンし、追加したUSBのネットワークアダプタ(eth1)を選択する

以上の手順で有線LANについては完成です。

Raspberry pi 3には内蔵の無線LAN機能がありますので、ついでに無線LANでも接続できるようにします。

再びSSHでRaspberry pi に接続します。

apt-get updateしてから hostapdをインストールします。

続いて hostapd の設定ファイルを作成します。

エディタが開いたら下記内容をコピーして貼り付け、CTRL+x, y, Enterキーで保存して閉じます。

最後の二行の ssid は好きなSSID名に、wpa_passphrase は無線LANで接続する際のパスワードですので適当なパスワード(8文字以上)に設定してください。

続いて hostapdが起動するときに上記の設定ファイルを読み込むように設定します。

エディタが開きますので、

という行を探し、

に書き換えます。

ここまで出来たら再度SoftEther VPNサーバー管理マネージャを使ってブリッジの設定を追加します。先ほどは eth1 をブリッジ接続しましたが、今度は wlan0を追加します。

ドロップダウンリストの一番下 wlan0 を選択します。

完成です。 ここで電源を急に切ると設定が消える場合がありますので、一度ちゃんとシャットダウンしてください。

出来上がりました。

ルータのWAN側がPPPoEでなくDHCPになっている場合はルータを取り外し、Raspberry piのWAN側(内蔵のLANポート)をモデムに、LAN側(追加したLANアダプタ)をハブに接続し、PCなどのデバイスはハブに接続してください。

ルータのWAN側がPPPoEになっている場合は、ルータのLAN側ケーブルを全部抜き、本機のWAN側だけをルータのLAN側に接続、本機LAN側からハブを経由してすべてのPCなどに接続します。

電源を入れて1分ほどでVPN接続が確立し、PCにはVPNサーバーが設置してある場所のルータからIPアドレスが割り振られます。PCを再起動するか、ネットワークアダプタを一度無効にしてから有効に戻してください。

実際に作成してすでに数日間使っていますが快調です。 停電やADSLのコネクションが切れるようなことがあっても、回復すれば自動的に再接続されますので安心です。


Orange pi ラジオです

先日入手した Orange Pi zero にRaspberry pi のホームラジオを移植してみました。

本体には先日追記しましたように、小さなスピーカーとデジタルアンプが内蔵しています。

左側の緑の棒はモバイルバッテリーで、電源を挿し込むと起動し、WIFIでルータに接続してIPアドレスを読み上げます。

映像にはありませんが、そのIPアドレスをLAN内PCで開き、放送局を選局すると日本のラジオが聞こえてきます。 起動後、自動的に三重県のVPNサーバーにPPTPで接続を確立するように設定してありますので、三重県エリアのradikoとNHKが受信可能です。

スピーカーが駄目すぎて音質は悪いですが、小さなポケットラジオ程度のサイズで持ち運びも出来て、なによりフィリピンで日本のラジオが聞こえるというのは感激です。

Raspberry PiではRaspbian Wheezyで作成していましたが、Orange Pi Zero はArmbian の debian 8 がベースであるため、結構違うところがあって苦労しましたが、なんとか音が出るところまで行けてよかったです。

これでしばらく使ってみることにします。


Orange Pi Zero(7月26日追記)

先日の技適に関する投稿で紹介しました、Orange Pi Zero を買いました。 Banggood.com にて、送料は高いですがフィリピン(の私の住んでいる地域)に唯一届く、EMSでオーダーし、昨日21日に到着しました。買ったのは、白いケース入りのRAM512MB版で、CPUはAllWinner H2 4コアです。

中国からの荷物はいつもこんな感じの梱包です
基板は箱から飛び出していました。元々は右側の包みの中の箱に入っていたらしい。
基板、ケース、ネジ、ゴム足で一式です。

早速OS(Armbianから debian jessieをダウンロード)してマイクロSDカードに書き込み、起動してみました。 マイクロSDカードはいつも Raspberry pi 3 で使用しているSanDiskのSDSDQAB-008Gです。(Raspberry pi 3 では常に安定して動作し、破損することがありません。)

早速起動してみましたが、数回に一度しか起動せず、起動しないときはLANポートのランプがゆっくり点滅しています。 電源の問題か、あるいはSDカードの相性かもしれません。 OrangePiではクラス10以上のカードを使うように推奨していますが、SDSDQAB-008Gはクラス4です。

正常に起動したあとの電流は360~380mAくらい(5Aのアナログ電流計での計測ですので不正確)、Raspberry pi 3よりもかなり多い印象です。

とりあえず当初の目的だった、ホームラジオを移植するため、apache2, PHP5, rtmpdump, ffmpeg などをインストールしまして、そのまま翌朝まで電源を入れたまま放置していました。

で、ケースが結構熱くなっていたので裏返してみたところ、裏蓋が溶けて変形していました。

SDカードスロットのあたりですが、基板の表側にはCPUがある部分ですので、CPUの発熱が基板の裏側まで伝わり、金属のSDカードスロットを通して蓋を溶かしたようです。

とりあえず、このケースのまま使うとそのうちえらいことになりそうですので、なにか別のケースを探さねばなりません。 ヒートシンクを貼れば、と思われるかもしれませんが、以前Raspberry piでヒートシンクの効果を検証したことがあったのですが、単にヒートシンクだけを貼っても蓄熱材としてしか機能せず、CPU温度上昇が遅くなり、温度低下も遅くなるだけで、最高温度は下がりませんでした。 フーーーッと息を吹きかけるとすぐに温度が下がるのですが、通風がない状態ではほとんど効果がありませんので、ヒートシンク+ファンにしないと駄目なようです。 でも、もしファンを取り付けたとしても、ファンが故障したら温度が上がってグニャグニャになるケースでは安心出来ません。 裏蓋だけでもアルミ板に交換する必要がありそうです。

というわけで、引き続きホームラジオの移植をしながら適当な裏蓋を探すことにします。

なお、ここはフィリピンですので、日本のケチくさくてガラパゴスな技適や電波法は適用されませんので、Orange piのWIFI機能を切断する必要はありませんです。

7月26日追記

ケース内にスピーカーとデジタルアンプを内蔵しました。 スピーカーは故障した中華タブレットから取り外したもの、アンプはPAM8403のデジタルアンプです。 スピーカーの品質が粗悪で音質は最悪です。

溶けて歪んだ底板は薄いアルミ板を買ったナイフで切り出して交換しました。

ホームラジオの移植は...pptp-linuxがエラーで起動できないためまだ完成していません。(フィリピンでradikoを聴くにはVPNクライアントが必須です。pptp-linuxはPPTP用のVPNクライアントです)


Windows、そろそろやめましょうよ

Windows 95が発売されて以来、98、2000、7と何の不満もなく使い続けてきました。サーバーも Windows 2000 Server, 2008R2, 2012R2を使っています。

でも、Windows 10にはどうにも馴染めず、そんな多くのユーザーの声に耳を傾けることなくWindows 10 への移行を強気にゴリ押しする最近のマイクロソフトにも嫌気が挿してきました。 Windows 7のサポート終了後も仕事には大好きなWindows 7を使えるだけ使い続けるつもりですが。

その後のことを考えると、そろそろ代替OSを考えたほうがいいような気がしてきました。 Macは閉鎖的な環境であることと、個人的な感想ですが、気取ったiPadのコマーシャルなんかを見るとどうにも虫唾が走るというか、庶民な私には合っていないので除外です。

まずWindows 10 の嫌いな、イライラするところはこんなところです。

まずはこれ、この画面を見るとタモリ倶楽部(毎週見てます)を連想します。 なんでこの意味のない画面がこんなに巨大なんでしょうか。 イライラします。

VPN接続しようとしているところ。この画面は旧コントロールパネルの画面風ですが、

また出た巨大画面。やりたいことは”接続”ボタンをクリックすること、設定を変えるにしても”詳細オプション”ボタンだけです。 大体、”取り出す”ボタンて何でしょうか。VPN接続を取り出すの意味がわかりません。 画面内のほかの部分は不要です。 巨大画面の嫌なところは、ブラウザで設定方法を調べながら設定したりするとき、巨大画面が邪魔なんです。 Windowsのsをとって、Window 10に改名してくれたら納得です。

巨大画面の意味は、きっと太い指の人でもタッチ画面操作がし易いように考えたのでしょうが、タブレットの売れ行きが落ちてスマホのシェアが上がっていることを見ても、スマホでできることはスマホ、PCでしか出来ないことはPC+マウスが本流なのではないかと思います。 私は純粋にマウスとキーボードで使うOSが欲しいです。

きっと多くの人は我慢してWindows 10を使っているのだと思います。 このブログのカウンタには、アクセスして下さった人のブラウザのシェアが表示されるようになっていますが、現状以下のような状況です。

Windows 10 の売りだったEdgeが1%って、Edge開発者はどう感じているのでしょうか。

で、Windowsを辞めたら何を使うかですが、ZorinOSを試してみました。 長らくLinuxがWindowsの脅威になることはありませんでしたが、これは取って代われるポテンシャルがあり、今が絶好のチャンスだと思います。

ZorinOS Core は無料でもダウンロードできますのでまずは試してから気に入ればお金を支払うことも出来ますし、金額は自分で決めることができます。 (私の場合、Windows 7上のIE11ではダウンロードできず、Chromeでダウンロードしました)

インストールは簡単、Office(LibreOfficeがプレインストール)もChrome(Chromium)も使えますし、WINEによってWindowsのソフト(の一部)を動作させることも可能です。

美しい画面、わかりやすいメニュー、低スペックなPCでも高速な動作など満足度が高いです。

PCの使用目的がブラウザ、メール中心の方なら何の問題もなくWindowsから移行できそうです。 新しいチャレンジに消極的な日本の大手メーカーも、ここでひとつ先んじてZorinOSプレインストールの安いノートPCを出してみてはいかがでしょうか。

とりあえずは、Windowsを辞めてもPCを快適に使えそうな環境が見つかって安心しています。


ラジオサーバー、ホームラジオをアップデートしました

ラジオサーバーホームラジオにおいて、6月27日頃からNHKらじる★らじるの番組表取得ができなくなり、番組表からの録音予約ならびにキーワード登録による自動検索予約ができなくなっていました。

すでにこれら製品をご利用の方は、ご自身のラジオサーバー、ホームラジオにブラウザで接続し、”システム設定”最下部のアップデートボタンからオンラインアップデートを行ってください。

アップデートの過程で”再起動しています...”の表示になったあと1分待っても接続が回復しない場合は、ACアダプタを一度抜いてから入れ直してください。

シェアウエア版を新規にダウンロードされる方は、本日29日現在はGoogleドライブからのダウンロードは最新版になっていますが、Vectorは更新に数日かかりますので現時点では旧バージョンです。 Googleドライブのリンクからダウンロードをお薦めします。